地震大国、日本。私たちは、世界でも有数の地震多発地帯に暮らしています。残念ながら、現代の科学では地震の発生を防ぐことができない以上、私たちは地震と上手に付き合っていくしかありません。つまり、地震による被害をできるだけ小さくできるように備えておくほかないのです。それにはまず、地震を知ることが大切です。

地震発生のしくみ

 地震は大きく分けて、海溝型(プレート境界型)と活断層型のものがあります。

まず地震を知ろう海溝型地震
大陸側のプレート(日本列島はこの上に位置しています)の下に海洋側のプレートが毎年数センチずつもぐりこんでいます。これによって大陸側のプレートが引き ずりこまれ、プレート同士の境界にひずみが蓄積されていきます。このひずみが限界に達したとき、元に戻ろうとして跳ね上がり、地震が発生します。


 

まず地震を知ろう

 

 

 

 

 活断層型地震
プ レートに蓄積されたひずみのエネルギーがプレート内部で破壊を引き起こし、断層ができて地震が発生します。阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)などの直下型の内陸地震は、ほとんどがこのタイプです。日本には過去200万年のうちに何度か活動し、今後も活動すると考えられる断層(活断層)が2,000以上あります。


 

 

まず地震を知ろう

 

桑名市に影響を及ぼす大地震

 桑名市は南海トラフ地震のような海溝型地震のほか、養老・桑名・四日市断層帯の活断層による地震の影響を受けるものと考えられます。各地震の桑名市における想定震度は次のとおりです。

  • 「南海トラフ地震」…震度6弱から7
  • 「養老・桑名・四日市断層帯による地震」…震度7
    (三重県平成25年度三重県地震被害想定調査から)

桑名市は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定

 桑名市は南海トラフ地震において大きな被害が予想されることから、「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。これを受けて桑名市では、地域防災計画の中で当地震への対策を盛り込むなどして、防災活動を強化しているところです。市民の皆さん も、いつか必ず発生する大地震に対し、可能な限りの備えをしていきましょう。

南海トラフ地震はすぐそこまで来ている?

 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
南海トラフ地震周期