新型コロナウィルス感染症に伴い、手指の雑菌消毒をするために消毒用アルコールを使用する機会が増えています。

 消毒用アルコールは、消防法で定める危険物として指定されているものも多く、引火点が常温よりも低く、ライター、コンロの炎によって引火してしまいます。

 容器に記載している注意書きを必ず守り、安全に使用しましょう。

 消毒用アルコールの注意書き(記載例)

 

 注意事項

 具体的な注意事項は、次のとおりです。

○消毒用アルコールの使用に際して、火気の近くで使用しないこと。

○室内の消毒や消毒用アルコールの容器詰め替える等に伴い、消毒用アルコールから発生する可燃性蒸気が滞留するおそれのある場合には、通風性の良い場所や換気が行われている場所等で行うこと。また、みだりに可燃性蒸気を発生させないため、気密した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧は避けること。

○消毒用アルコールの容器を設置・保管する場合は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避けること。また、消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えたりする等しないこと。

○消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意するとともに、詰め替えた容器に消毒用アルコールである旨や「火気厳禁」等の注意事項を記載すること。

   

 消毒用アルコールは、消防法で定められた危険物として指定されているものがあり、「第4類アルコール類」と規制されています。この「第4類アルコール類」を一定数量以上の貯蔵する場合は、届出が必要になります。

 消毒用アルコールの安全な取扱いについて.pdf [914KB pdfファイル] 

消毒用アルコールの容器に係る適正な表示について

 消毒用アルコールを容器に詰め替えて使用する機会が増えています。一部製品において危険物の容器として表示が適切になされていない例が見られています。消毒用アルコールの容器に係る適正な表示をしましょう。

 容器の具体的な表示は下記のとおりです。

1 最大容積が500ミリリットルを超える容器の表示

 容器の外部に「危険物の品名」、「危険等級Ⅱ」、「化学名」、「水溶性」、「数量」、「火気厳禁」の表示を行うこと。なお、表示の字体、大きさ及び色は問わない。

2 最大容積が500ミリリットル以下の容器の表示

 容器の外部に「危険物の通称名」、「数量」、「火気厳禁又は火気厳禁と同一の意味を有する他の 表示」の表示を行うこと。

 なお、危険物の通称名としては「エタノール」や「消毒用アルコール」、火気厳禁と同一の意味を有する他の表示としては「火気の近くで使用しないでください」や「火気を近づけないでください」等の例があること。