桑名の生きもの[平成21年9月]

アサギマダラ(チョウ目タテハチョウ科)

~旅をするチョウ~

多度山麓の山道を歩いていると、フワフワと優雅に飛ぶチョウを見ることが出来ます。オスは、ヒヨドリバナなど白い花でよく吸蜜しています。

長い距離を移動し、渡りをするチョウとして有名です。マーキング(目印をつける)調査により、秋になると三重県内の南岸を群れをつくり南下することがわかっています。

南方系のチョウですが、冬にはキジョランなどに産卵します。この植物は有毒な成分を含み、そのため成虫は鳥に捕食されることは少ないようです。越冬することも知られるようになりましたが、まだ謎の多いチョウです。

【桑名市自然環境保護推進員 川添 昭夫】