ミズアオイ(被子植物・単子葉類・ミズアオイ科)

 桑名の生きもの[平成21年12月]

ミズアオイは、日本古来の在来種コナギや帰化植物の
ホテイアオイによく似ています。古くはナギという名で、食料不足の時に
食べられたと聞きます。国の絶滅危惧種であるとともに、三重県でも絶滅危惧種に指定しています。

9月から10月ごろに3cmほどの青紫色の花を咲かせます。
葉柄が膨れない特徴を持ち、茎の下部が水面下にある抽水(ちゅうすい)植物です(写真は多度町西福永に現れたものです)。

湖沼開発や農薬使用により県内では絶滅に近い状況ですが、水田の土壌が撹拌(かくはん)されることにより、土壌中の種子が発芽・生育することがあります。

【桑名市自然環境保護推進員 市川正人】