ニホンザル(霊長目オナガザル科)

 桑名の生きもの[平成22年1月]

 桃太郎やサルカニ合戦などの昔話に登場するように、古くから身近な生きものでした。

 数頭のオスと母子で十数から百数十頭の群れをつくり、2k平方メートルから25k平方メートル程度の範囲を移動して暮らします。雑食性で、昆虫なども食べますが、果実、種子、葉、芽などの植物性のものを好んで食べ、各地で農作物への被害が問題となっています。

 メスは7歳ごろに初産をむかえ、2年から3年に1度、1頭ずつ出産します。しかし、農作物などを食べて栄養状態が良いと、初産は1年から2年早まり、毎年出産するようになります。これにより数が増え、大きくなった群れは分裂し、生息地域が拡大していきます。

【桑名市自然環境保護推進員 内山 潔】