イヌナシ(バラ目バラ科)-三重県指定天然記念物-

 桑名の生きもの[平成22年4月]

 多度峡のみどりヶ池周辺に、イヌナシの自生地があります。別名「マメナシ」とも呼ばれ、野生ナシの中で最も原始的なものです。4月初めに開花し、その後1cmほどの小さな実をつけます。
 天然記念物に指定された当時は150株ほどでしたが、今では40数株になり、大きいものは胸高直径15cm、高さは6mから8mに育っています。

 平成16年から毎年、県・市・地元育成会の方々によって雑木や下草刈りが行われ、風通しや日当たりも良くなり、たくましく成長しています。また、次世代の芽生えも育つ環境になってきています。
 桑名の貴重な宝物を皆さんで見守り、育てていきたいものです。

【桑名市自然環境保護推進員 川添 護】