オオスカシバ(チョウ目スズメガ科)

 桑名の生きもの[平成22年9月]

初夏から盛夏のころ、花の周りを小鳥のような生きものが飛んでいるのを見ることがあります。せわしく羽を動かしホバリング(停止飛翔)しながら花の蜜を吸う姿は、ハチドリのように見えます。
しかし、これはガの仲間で、羽が透けていることから、オオスカシバといいます。多くのガは夜行性ですが、オオスカシバは昼に活動して多くの花を訪れるため、花粉を運ぶのに役立っています。幼虫は巨大なイモムシで、クチナシの葉を好んで食べます。

【桑名市自然環境保護推進員 森 勇一】