フナバラソウ(被子植物・双子葉類・ガガイモ科)

 桑名の生きもの[平成23年1月]

 ガカイモ科の多年草ですが、DNA解析ではキョウチクトウ科の仲間に含まれます。
 高さ40センチから80センチで、果実は袋状で鉛筆キャップのような形をしています。中には長い毛を持った種子が詰まり、実が開くとまるで落下傘のように風で遠くまで運ばれます。葉は大きく(6センチから14センチ)、全草が白い軟毛で覆われ、5月から6月ころに濃紫色の花を咲かせます。

 草地環境を好み、木曽川堤防に自生していましたが、改修により市内では野生絶滅しました。しかし市内の似た環境で見られるかもしれません。三重県の絶滅危惧ⅠB類に指定されています。

【桑名市自然環境保護推進員 市川 正人】