1月6日(水曜日)、三重県津市にある三重県総合博物館(MieMu)において「くわなの生きものをMieMuで学ぼう!」を実施しました。

8組23名の方に参加していただき、博物館内での生きものの学習会を行いました。

当日は、三重県総合博物館学芸員の松本先生と、三重県自然環境保全センターの内山先生がわかりやすく、大人も楽しめる解説をしてくれました。

学習会の様子

最初に博物館についてのお話と、学習する上でのポイントなどを説明してもらいました。

松本先生からは、三重県は自然が豊かでたくさんの生物であふれているので、その多様性の力を感じ、皆さんそれぞれの新しい発見を探してほしいとメッセージをいただきました。

説明後、いよいよ館内を回ります。まずは普段は入ることのできないバックヤードを見学しました。

昆虫標本室では作業されている学芸員さんが、少しだけ中をのぞかせてくれました。ここでは剥製や標本も作っているそうです。たくさんの資料がありますが、それらをできるだけ古くさせずに、維持していくことが博物館の大切な役割ですと熱く説明していただきました。

子どもたちも興味津々で、質問が止まりませんでした。写真はありませんが、窒素のタンクがたくさん並んだ部屋があるそうで、火災の時に展示物を濡らさないように水ではなく、窒素で酸素を減らし消火するそうです。

展示物の搬入場所も見学させていただきました。各階へのエレベーターは、荷物が倒れないように揺れにくい構造になっていて、実際に乗ってみると、その静かさに皆さん驚かれていました。

バックヤードの次は、展示物の学習に移りました。

まずはミエゾウ(ステゴドン ミエンシス)が出迎えてくれました。430万から300万年前に日本に生息し、1918年にその化石が三重で初めて発見されました。国内で発見されたほ乳類では最大です。桑名市でも 化石が出ているそうです。また、牙に見える二本の骨は実は前歯なんだそうです。

 三重県の地図で桑名の位置も勉強しました。

大杉谷と大台ケ原の原生林は、「月に35日の雨が降る」とまで言われるほどの雨と、多様な生きものによって育まれ、独特の風景をつくりだしました。

干潟や海の生物も学習しました。マッコウクジラの骨格標本は愛知県豊橋市に打ち上げられた死骸をもとに作成されたとのこと。その横にあるイワシの標本は小学生によって作られたものもあり、それぞれ顔などに違いがあるそうです。また、透明なガラスの中の魚の標本は本物を利用して作られていて、正面や左右両側から観察できる工夫がされていました。口が開いているのは本物を使っているからなんだそうです。

他にも鈴鹿山脈の生きものの様子や、三重県の文化や歴史等についても見ることができ、保護者の方も熱心に先生のお話を聞かれていました。今年は、伊勢志摩サミットや、桑名市でのジュニアサミットが開催され、三重県が世界から注目される年です。この機会に三重県総合博物館(MieMu)を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

関連リンク

今後のイベント予定 

平成28年2月11日 「冬鳥を楽しもう バードウォッチング入門」 

 

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