展覧会のご案内  ※展覧会は終了いたしました

 元来武器として発達してきた日本刀ですが、同時に研ぎ澄まされた刃文や地鉄の美しさに美術的価値が見出され、「鉄の芸術品」として鑑賞の対象とされてきました。近年その魅力にふたたび注目が集まりつつあります。そこでこの度の特別展では、「村正」を中心に桑名ゆかりの刀工を紹介する展覧会を開催いたします。

 桑名の刀工というと、「村正」の名前が挙げられます。その刀はよく切れることから多くの武士たちに求められたと言われていますが、徳川家に祟るといわれた数々の妖刀伝説も今に語り継がれています。妖気を帯びているかのような刀剣の閃きは、現在の私たちの心をも惹きつけてやみません。

 本展では、伊勢桑名の刀工村正の刀剣を約20振展観するとともに、千子正重をはじめとする村正一派や桑名にゆかりのある刀工たちの刀剣もあわせて約40振紹介します。刀工たちが丹精込めて鍛えあげた刀剣の美を是非ご鑑賞ください。

図録のご案内

 村正展図録      

・全56頁(カラー40頁・本文16頁)

・出品全刀剣および刀装具カラー写真掲載

・福井款彦先生御論考『伊勢国桑名の刀工 村正』掲載

定価1,000円

・通信販売をご希望の方は桑名市博物館(0594-21-3171)まで電話でお問い合わせください

 

 

 

展覧会概要

会期: 平成28年(2016)9月10日(土曜日)~10月16日(日曜日) ※32日間

会場:桑名市博物館(三重県桑名市京町37-1) 

開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

入 館 料:一般(高校生以上):500円 小中生以下:無料

※20人以上の団体は1人100円引き。桑名市博物館メールマガジン購読者は携帯画面を見せるか、

プリントアウトしたものを見せれば本人及び同伴者合計2人まで100円引き

休 館 日:月曜日(ただし祝日は開館、翌日休館)

主な出品資料 出品目録[260KB pdfファイル] 

(1) (2) (3)  (4) (5)

(01)《刀 銘 村正》刀剣博物館蔵 有栖川宮熾仁親王指料・高松宮家旧蔵
(02)三重県指定文化財《太刀 銘 勢州桑名郡益田庄藤原朝臣村正作》桑名宗社蔵
(03)《短刀 銘 村正》個人蔵
(04)三重県指定文化財《剣 銘 勢州桑名藤原朝臣村正作》神館神社蔵(桑名市博物館保管)
(05)桑名市指定文化財《短刀 銘 村正》立坂神社蔵
(06)《刀 銘 勢州桑名住村正》 東京国立博物館蔵
(07)《大笹穂槍(蜻蛉切写)》 固山宗次作 東京国立博物館蔵
(08)《刀 銘 村正》徳川美術館蔵
(09)愛知県指定文化財《短刀 銘 村正》熱田神宮蔵
(10)三重県指定文化財《刀 銘 正重》多度大社蔵
(11)三重県指定文化財《刀 銘 正真》個人蔵
(12)三重県指定文化財《刀 銘 藤正》四日市市立博物館蔵
(13)《短刀 銘 勢州茂福維綱》個人蔵
(14)《太刀 銘 手柄山甲斐守正繁》熱田神宮蔵
(15)桑名市指定文化財《太刀 銘 備前介藤原宗次》天武天皇社蔵
※予告なく変更となる場合があります。

関連イベントのご案内

◆展示解説 福井款彦氏(熱田神宮文化研究員)による展示解説

10月2日(日曜日) 午後1時30分から、博物館展示室にて。予約不要。入館料のみで参加出来ます。

※当日は大変な混雑が予想されます。公共交通機関でのご来館をお勧めいたします。

◆関連講演会(桑名市総務部文化課主催)【要予約】定員に達したため募集を締め切りました!

演題「伊勢桑名の刀工 村正の虚と実」 10月2日(日曜日)午前10時から

会場 桑名市中央公民館博物館ではありませんのでご注意ください

講師 福井款彦氏(熱田神宮文化研究員) ※電話・桑名市文化課(0594-24-1361)にて要電話予約(9月5日月曜日午前9時より申し込み。博物館ではありませんのでご注意ください)

◆【初心者向き】見て、聞いて、感じて!日本刀のトリセツ【要予約】定員に達したため募集を締め切りました!

10月8日(土曜日)(1)午前10時 (2)午後1時 (3)午後3時

講師 当館学芸員 ※要予約。参加費 1,500円(入館料・図録込) 会場:桑名市博物館

申込 9月13日(火曜日)午前9時より 電話(0594-21-3171)あるいは桑名ほんぱくのHPから。

「刀剣女子」の村正展応援ブログ

2016年7月21日 伝来する重み(Sさん)

 

初めて持たせていただいたんですが、すごい緊張しました!手に伝わる重みというか、片手で持つとすごく感じました。これまで刀は大好きで、色々なところで見てたんですけど、ガラス越しとは本当に全然違うんですね。特に刀の地鉄の美しさは、素晴らしいです。数百年前の鉄が、いま自分たちの前に在る、ということにも感動しますし・・・。学芸員資格を勉強しているので、刀だけでなく色々な作品の取り扱いもしっかり出来るように頑張りたいと思います!

折角地元桑名での展覧会ですので、ぜひみなさんご来館ください!


2016年7月31日 ガラス越しでは味わえない(Gさん・Yさん)

重さ、このズッシリ感とでもいうんでしょうか、鉄特有の重みを感じました。やはり「鉄のかたまり」なんだな、という印象です。時代を経て受け継がれてきたもの、という意味ですごくドキドキしましたね。

やっぱりレプリカじゃなくて「本物」なんだなぁという感覚です。博物館で見るガラス越しとは違う表情ですね。怖いんですけど、逆に身近に感じられるのも新鮮でした。持った角度によって違う見え方があるんだ、と思いました。

たくさんの刀が並ぶ村正展!ぜひ実際にご覧いただいて、日本刀の奥深さに触れてみてください。

※右の写真の方の左手にあるものは腕時計ではありません。指輪・ネックレス・時計など金属類のものははずして刀剣鑑賞をしていただいております。


2016年8月9日 「受け継がれてきたもの」に触れる(Iさん・Sさん・Yさん)

「美術品」というよりも、ずっと息づいてきたものに触れる感動、でした。すごく貴重な経験をさせてもらったな、という感覚です。飾ってきたものというより、生活の道具というか、すぐ傍にあるもののような感じで、お侍さんに思いをはせました。ずっとこれも手入れをされてきてそれで受け継がれてきている、ということも初めて知って、改めてものを伝えていくことの大切さもわかりましたね。

また、鉄の表情というか、やはり刀はそれぞれ鉄が違うんだな、というのがわかりました。それに美しいものなんですね…。村正はとても有名な刀なので、それが地元でそろうなんてワクワクしています!


2016年8月26日 文化財としての取り扱い(Wさん・Sさん)

今回は近隣の学芸員さんに刀剣の取り扱いを体験していただきました。実は学芸員の資格を取得する授業で刀剣を取り扱うことはほとんどなく、刀剣を取り扱うことの出来る学芸員は非常に少ないのが現状です。今回は近隣館の交流事業も兼ね、手入れについて体験していただきました。

Sさん「専門とは違う分野なので、なかなか緊張しました。見ることは多いのですが、自館にもたくさん刀があるわけではないので、とても貴重な時間でした。実感としては持ちづらさ、ですね。アイス饅頭の棒のような感じで重心が下にかかるので、腕や指に力が入ります。ラインティングで見え方変わってくるのも間近でみると本当によくわかりますね。たくさんの方に実感していただきたいなと思います」

Wさん「私も専門外で普段触っていないので復習がてらおそるおそる勉強させてもらいました。特に手入れの道具などは中々実際に見るチャンスがないので、面白かったです。細部も本当にすごくて、今回学んだことを役立てていければと思います。今回地元桑名で村正がたくさん展示されるとのこと、非常に貴重な機会だと思いますのでぜひお越しください!」 


2016年9月22日 刀剣のもつ様々な魅力(Tさん)

刀剣は、博物館や美術館で見ることはあっても、実際に触れたのは初めてでした。霊長類最強女子のような腕っ節も無いので、その重さがきちんと支えられるか心配でしたが、なんとか無事に体験を終えることができました。
普段の展示では見ることのできない細かな部分を観察しながら、その美しさにうっとりし、あわせて刀を守り伝えてきた方々のに思いを馳せました。多くの人が大切にし、手入れをしてきたからこそ現代の私たちがこうして手に取ったり、間近で見ることのができるのですね。
私の名前にちなんだ茎(なかご)のやすり目の刀を間近で見ることができて感激です!
刃文や刀剣彫刻など「武器」と一言では言えないたくさんの魅力が詰まった刀剣ですので、ぜひお気に入りの一点を見つけて下さい。伊勢国桑名にゆかりの「村正」とくとご覧あれ!

展覧会概要

会期: 平成28年(2016)9月10日(土曜日)~10月16日(日曜日) ※32日間

会場:桑名市博物館(三重県桑名市京町37-1) 

開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

入 館 料:一般(高校生以上):500円 小中生以下:無料

※20人以上の団体は1人100円引き。桑名市博物館メールマガジン購読者は携帯画面を見せるか、

プリントアウトしたものを見せれば本人及び同伴者合計2人まで100円引き

休 館 日:月曜日(ただし祝日は開館、翌日休館)