実施日

平成26年6月21日(土曜日) 午前9時から11時 

実施場所

久米公民館

実施地区

久米地区

どこでも市長室の内容 

財政状況について

【桑名市の財政状況について】

Q:必要なことには、そこにお金をまわさなくてはならない。節減といっても高齢化などにより収入も少なくなる現状である。何か稼ぐ=税収等を増やしていかなければならない。企業誘致のほか収入を得るための方策はないものか。

A:支出の見直しには限界がある。そんな中で収入を得ていくためには、(1)企業を誘致する(2)市民(人口)の増加(3)桑名に来ていただく人(交流人口)の増加 の3点の考え方があると思う。即効性があるのは(1)である。この地域では航空宇宙産業が比較的盛んである。桑名では、力尾と猪飼という工業団地があり、企業からの引合いもある。工場の立地等により償却資産税をはじめとする税が入ることが自治体にとって一番大きい。県とも連携して誘致の取組を進めたい。

Q:交付金の2割カットの意味は理解できるが、ボランティアでやっている団体への交付金をカットすることは、地域の活性化に逆行するのではないか。他のところでカットできないのか。

A:補助金一律のカットについては、ご意見やお叱りもいただいている。平成27年度予算編成に向けては、職員に26年度補助金カットの検証をするよう指示している。どのような課題や問題があるのか把握したうえで必要なところには予算をつけ、どのようなところで減らしていくべきであるのかを考え、次の見直しは柔軟に対応していくようにしたい。

  補助金以外にも事業の見直しを行っている。一例として、喜寿の方の敬老祝金を今年度廃止した。今後は事業全体を廃止するようなものも出てくると思う。

Q:規制緩和などができれば企業誘致も行いやすいのではないか。

A:農地などの規制緩和は基礎自治体だけでは難しく、国や県との関係も重要である。都市計画についても同様であり時間もかかる部分もあるが、連携をとっていきたい。

Q:財政の基本は家庭でも同じであり「入るを量りて出ずるを制す」である。その観点から補助金カットは賛成する。また、職員給与カットなど市の努力も認めている。国の前政権では「事業仕分け」が行われたが、市の事業も一つひとつのあり方について市民の理解がないと、今後増税などの収入増加策を講じようとしても認められないのではないか。

A:「事業仕分け」は事業のあり方の議論を「見える化」した点で素晴らしいものである。桑名市でも、事業のあり方そのものを見直してほしいと職員に依頼している。今までは現状維持の考え方が多かった中、これからはそうではなく、その事業が本当に必要なのかを考えるように職員に伝えている。平成27年度予算編成にむけてしっかり取り組んでいきたい。

Q:人口増も歳入確保の重要な要素であるが「子どもを3人育てられるまち」の具体的なビジョンはどのようなものをもっているのか。

A:少子化が進む中、子どもを産み育てたいと思う人が安心できるまちづくりを進めていきたい。一例として子どもが3人いる家庭の中学校までの通院・入院費を無料としている。また、このまちで子どもを育てたくなる雰囲気づくりも重要である。私自身が育児休暇を取るなど、メッセージを発信していきたい。名古屋圏で働く人が子育てしやすい桑名に住みたいと思えるような施策も必要である。

Q:収入増の一環としてのネーミングライツは進んでいるのか。広告収入は比較的早くお金となる。色んな公共施設にも名前がつけられるのではないか。収入をどんどん増やす工夫をしていくべきである。

A:総合運動公園のネーミングライツは平成27年4月からスタートできるよう準備を進めている。広告収入を利用したものとして「くらしの情報紙 マイタウンくわな」の発行など、いろいろな取り組みを行っている。しかし、一方でネーミングライツでは看板の架け替え費用がかかるなど、収入支出のバランスがあまりよくない場合もある。収入をしっかり確保するという意識を持っていきたい。

Q:いなべ市の財政状況はよいと感じたがどうか。

A:いなべ市は人口の割に工場の立地が多い。桑名も負けないように企業誘致にがんばりたい。

Q:桑名のごみ処理はどのような状況か。

A:平成32年で県のRDF発電事業が終了するのにともない、桑名市・東員町・木曽岬町で新しいごみ処理施設の建設を計画している。ごみの収集についても広域的にできないかについても検討していく。

 

【懇談会】

Q:久米地区のほか西部4地区での一番大きな課題は下水道の普及である。新しい団地の地区以外はほとんど整備されていない現状である。広域下水道の整備をお願いしたい。道路関係では第二坂井橋の建設も課題である。また、宅老所の整備も進めていきたい。

Q:坂井橋の渋滞解消に向けた取組みをできるところからでも進めてほしい。また、この地区は交通アクセスが良くないところなので、バスなどの対策を行ってほしい。

A:渋滞の状況等を考慮しながらできる取り組みを進めていきたい。

Q:スーパーでの資源回収をやっていただきたい。

A:自治会としての活動もあるので、地域として考え方をまとめていただくことも大切だと思う。

Q:木曽三川の魅力を活かしたまちづくりを進めてほしい。

A:桑名に住んでいる自分達は木曽三川があることが当たり前だと思っていても、市外の方から見れば素晴らしいものである。近くにいては気づかない価値の高いものがまだまだたくさんあると思う。そういったものをしっかり掘り起こしていくことが、まちの「ブランド化」につながっていく。

Q:「ブランド化」について、市長の思いを聞かせてほしい。

A:桑名にある歴史や文化、また、住み良さなどたくさんのすごい部分がある。そのことを住んでいる我々が認識していなかったり、外の人に上手く伝えていないこともある。それは非常にもったいないことである。住んでいる皆さんが誇りを持ち、桑名に行きたい、住みたいと感じて選ばれるにはたくさんの魅力を内外に発信していくことは重要である。ただし、ブランド化は時間がかかるものなので、みんなの力でつくりあげていきたい。

Q:地区に県の施設があるので、地域の人たちにも開かれたものにしてもらいたい。何をしているところか知らない人も多いのではないか。

A:県の試験場がどういうものであり、何を行っているのかはもっと「見える化」されるべきだと思う。地域の人とも交流できるような取り組みが行われるよう、地域の人に認めてもらえるよう、県にも働きかけていきたい。