実施日

平成27年3月14日(土曜日) 午後1時30分から3時35分 

実施場所

多度町総合支所

会議次第

開会

市長あいさつ

【一部】“本物力こそ、桑名力。”~ブランド元年と新しい総合計画について~(市長)

【二部】地域医療の現状について(豊田鈴鹿医療科学大学学長)
桑名市総合医療センターについて(竹田地方独立行政法人桑名市総合医療センター理事長)
桑名の地域医療(加藤保健福祉部理事)
トークライブ:みんなで考える桑名の地域医療
コーディネーター(豊田鈴鹿医療科学大学学長)

閉会

どこでも市長室の内容 

Q:医療センターの建設が随分遅れているが、いつ頃完成するのか。
A:新病院は、本来であれば27年4月にオープンする予定でしたが、現在遅れております。この理由は、建設業の状況が非常に大きく変わってきたことによるものです。東日本大震災に伴い、多くの建設事業者が震災復興のために日本中から東北に行っています。また、2020年の東京オリンピックに向けた建設需要もあり、公共事業に携わる人が少なくなっています。さらに、東海地方では名古屋駅でビルの建設が7本もあるため、他の仕事をする職人さんを手配できない状況が続いています。このため、医療センターの建設に向け三度入札しましたが、全て不調となりました。ただ、発注方法を変更して事業者に参加しやすい形で募集を進めた年末の三度目の入札では、初めて事業者から応募をいただきましたので、現在、事業者の方々と協議をさせていただいております。市としては、皆さんの期待に応えられるよう、総合医療センターの建設に向けて取り組んでおりますのでご理解をいただきたい。

Q:総合医療センターと他病院医院とIT化普及。
A:三重医療安心ネットワークは、県内の基幹病院で患者情報を共有化するもので、27年度初期に導入できるように現在取り組んでいるところです。また、地域医療包括ケアシステムの中でも、桑員地区のサブネットワークを推進するために、市と一緒になって、急性期病院、診療所、介護施設等とのITによる連携を現在進めているところです。

Q:外来診療待ち携帯メール呼び出しシステム化を望みます。
A:新病院建設の計画の中で外来診療待ち対策を検討し、最善のシステムを導入していきたいと考えています。

Q:町の診療と中核病院の区別を明確にする医療体制の確立をお願いします。
A:まずは、かかりつけ医が普段の健康管理や診察を行い、より詳しい検査や専門的治療が必要な場合には、かかりつけ医からの紹介により中核病院が診療を行うという役割分担について、ホームページ等で分かりやすくお示ししていきたいと思っています。

Q:桑名市の地域医療について、市街地に比べ、周辺部は高齢化の進行が速く進んでいます。病院へも行けないような高齢者への訪問介護を公平にしていただけるような政策をお願いします。
A:27年度から新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」として、新しい訪問型のサービスを開始します。これからは在宅を基本に考えていきたい。その場合には、在宅にいる場合は24時間体制でサービスが提供できるような事業所が必要ですが、小規模多機能型は5カ所あるものの、定期巡回や複合型は市内に1か所ずつしかありません。これから3年間の計画で各包括圏域の中で作っていこうとしていることから、訪問看護も充実していくと考えています。

Q:生活習慣病が多いが、その対策等はどのように考えているか。病気になる前に、病気になりにくい体質作りにどのように市民が取り組むか。
A:生活習慣病の市としての対策は、国民健康保険では特定健康診査・人間ドックなどの検査による早期発見が大切と考えています。また、議会の承認後となりますが、新たな施策として27年度から国民健康保険に加入している方は、がん検診を被保険者の自己負担額を無料にする予定です。また、国保加入者以外の方にも検診の重要性をPRするとともに、正しい知識を持っていただくために普及と啓発に努めていきたいと考えています。
病気になりにくい体質になるには、運動と栄養管理の二つになると思います。市や医療センターは啓発や検診を行いますが、市民の皆さんの自主的な取り組みが非常に大事です。

Q:財政が厳しい折、西医療センターの跡地利用はどのように考えているのか。
A:移転後の跡地の活用については、跡地活用検討委員会を設置し、「桑名西医療センター跡地活用方針・基本構想」を作成しました。跡地活用方針としては、住居地域として、交通の利便性、閑静な環境を背景に各世代が暮らしやすく魅力ある街をつくること、安心・安全に暮らせるため、医療・福祉に配慮した街をつくるという方針を掲げています。今後、市にとって最も良い形となるよう検討していきたいと考えています。

Q:新病院の建設におカネをいくらかけるつもりか。桑名市の身の丈に合った病院でいいのではないか。入院患者がいながら病院を建設するが、本当に上手くいくのか。
A:病院の建設費については、市の予算では、新棟の新築工事として約114億円を掲げております。
平成18年の「桑名市民病院あり方検討委員会」の答申書では、新しい病院は医師と患者双方にとって魅力ある病院とすることとあります。そうしなければ桑名の地域医療が崩壊してしまうことを、まずご理解いただきたい。建物は普通で良いので、しっかりとした医療機器と良い医師が多く集まることで、沢山の患者さんに来ていただいて経営が成り立つ病院を作る構想を平成18年から積み上げてきて現在に至っています。

Q:海抜ゼロメートルの建設場所に反対です。高台への建設をお願いします。
A:平成23年に厚生労働省と決めた場所で設置していくことで議論を積み上げており、新病院としても海抜ゼロメートルの対策を行っていますので、ご理解いただきたい。

Q:新病院は、現在の建物に継ぎ足して建設するのか、新しく建設するのか。
A:新病院は400床規模としています。うち、新しく建設する病院で320床程度、残り80床程度は今の病院を改修する予定です。一部、古い建物は、新棟の完成後に解体を考えています。