1.商業の概況

桑名市では、大小さまざまな商店が営業されています。

昭和の時代は商店街に代表されるように、地域の小規模な商店中心となり商業を担っておりました。

平成の時代に入り、郊外を中心に店舗面積1,000平方メートルを超える大規模小売店舗の出店が相次ぎました。

全国的な中心市街地から郊外の大規模小売店舗へのシフトの流れが桑名市でも発生しておりましたが、

中心市街地に出店している大規模小売店舗や、活動的な商店街も存在し、桑名市の商業を構成しております。

2.最新の商業統計(小売業)

最新(平成26年度調査)の商業統計は以下の内容であります。

  表1−1  平成26年度商業統計調査一式 

調査年次 平成26年
事業所数 1,110店
従業員数 8,210人
売場面積 233,877m²

年間販売額

161,743百万円
          資料:経済産業省「商業統計表」 

 表1−2 平成26年度業種別事業所数(単位:店)

 業種 事業所数 
各種商品小売業 7
織物・衣服・身の回り品小売業 233
飲食料品小売業 326
機械器具小売業 130
その他の小売業 399
無店舗小売業 15
小売業合計 1,110
          資料:経済産業省「商業統計表」 

※平成26年調査は日本標準産業分類の第12回改定及び調査設計の大幅変更を行ったことに伴い、
前回実施の平成19年調査の数値とは接続しないため、比較していません。

3.商業の推移

経済産業省の「商業統計表」に基づいて平成初期から平成中期の商業の推移をみてみましょう。

1.事業所数、業種別事業所数(小売業)

事業所数は大規模小売店舗の出店に伴い、減少傾向にあります。
 

 表2−1 小売事業所数の推移(単位:店)   資料:経済産業省「商業統計表」 

調査年次 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 平成19年
事業所数 1,646 1,637 1,557 1,521 1,385 1,292

 
業種別にみても、全体の店舗数の減少に伴い、ほとんどの業種で店舗数が減少しております。

「織物・衣服・身の回り品小売業」が一時増加傾向にあったのは、

平成14年に長島地区に巨大アウトレットモールが開業したことによるものです。
 

 表2−2 業種別小売事業所数の推移(単位:店)     資料:経済産業省「商業統計表」

調査年次 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 平成19年
各種商品小売業 5 6 6 3 4 4
織物・衣服・身の回り品小売業 249 270 256 283 269 255
飲食料品小売業 572 563 512 487 458 410
自動車・自転車小売業 120 118 117 114 98 87
家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業 207 173 166 162 135 115
その他の小売業 493 507 500 472 421 421
小売業合計 1,646 1,637 1,557 1,521 1,385 1,292
                 

2.従業員数(小売業)

市内小売業に従事する従業員数は、商店数の減少とは対照的に、平成中期にかけて増加傾向でありました。

これは、郊外に大規模小売店舗が開業したことや、長島地区に巨大アウトレットモールが開業したことによるものです。

1店舗あたりの平均従業員数についても、平成19年まで増加となっております。
 

表3 従業員数(小売業)の推移(単位:人)   資料:経済産業省「商業統計表」

調査年次 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 平成19年
総従業員数 7,705 8,728 9,474 9,591 9,728 9,607
平均従業員数 4.68 5.33 6.08 6.31 7.02 7.44

 

3.売場面積(小売業)

市内小売業の売場面積は、従業員数の推移と同じく、平成中期にかけて増加傾向でありました。

これは、郊外に大規模小売店舗が開業したことや、長島地区に巨大アウトレットモールが開業したことによるものです。

1店舗あたりの平均売場面積についても、平成19年まで増加となっており、店舗の大型化が進んでおります。
 

表4 売場面積(小売業)の推移(単位:m²)   資料:経済産業省「商業統計表」

調査年次 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 平成19年
総売場面積 163,435 185,320 192,463 226,278 236,667 273,300
平均売場面積 99.29 113.21 123.61 148.77 170.88 211.53

 

4.年間販売額(小売業)

市全体の年間販売額は、従業員数や売場面積と異なり、増加と減少を繰り返しております。

市全体の年間販売額は景気動向に左右されることが多く、安定しないことが原因と考えられます。

一方、1店舗あたりの平均年間販売額については、増加傾向にあり、店舗の大型化の影響が表れております。
 

表5 年間販売額(小売業)の推移(単位:百万円)    資料:経済産業省「商業統計表」

調査年次 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 平成19年
総年間販売額 141,603 164,858 166,910 154,476 157,051 168,106
平均年間販売額 86.03 100.71 107.20 101.56 113.39 130.11