更新日: 2024年9月30日

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道路運送法第9条に基づく運賃協議に係る意見募集を行います

一般乗合旅客自動車運送事業の協議運賃制度について、これまでは地域公共交通会議にて運賃についての協議が調った際に、国土交通大臣へ届出を行うことと規定がされておりましたが、令和5年10月1日付で道路運送法が改定されたことにより、運賃については、住民、利用者、その他利害関係者の意見を聞いたうえで、以下の、「1.市町村又は都道府県」、「2.当該一般乗合旅客自動車運送事業者」、「3.地方運輸局長」 、「4.市町村の長(又は知事)が住民の意見を代表する者として指名する者」で、構成する運賃協議会で協議が調った際に、国土交通大臣への届出ができることとなりました。

この道路運送法の改定により、今回、「1.廃止代替バス「桑名城南線」の運賃が改定されること」、「2.コミュニテイバスのルート、ダイヤ等が変更されること」、「3.西部地区にてのるーと桑名を本格運行させること」について、道路運送法第9条第4項の規定に基づき運賃協議会を実施するため、同法第9条第5項の規定により、以下のとおり意見募集を行います。

いただいたご意見については、その内容等を考慮して、道路運送法第9条第4項の規定に基づき開催する協議会において協議を行い、運賃についての協議が調った場合には、運行予定事業者が当該運賃を定めることとします。

※協議運賃制度とは、一般乗合旅客自動車運送事業者は、運賃及び料金の上限を定めて、国土交通大臣の認可を受けなければならないが、当該運賃等について、道路運送法で定める協議会で協議が調った場合には、認可を受けることなく、届出で足りる制度。

1.廃止代替バス「桑名城南線」の運賃改定について

改定主旨

三重交通㈱が国へ路線バスの運賃改定を申請することに伴い、廃止代替バス「桑名城南線」の運賃改定の協議を行います。

三重交通㈱においては、運転士や整備士等の担い手不足の解消及びエネルギー価格や物価高騰に対処するため、さらに、将来にわたり安全、安心、安定、快適な輸送サービスを維持していくため、同社の運行する路線バスの運賃を改定する必要が生じたことから、国へ路線バスの運賃改定を申請するための準備を進められております。これに伴い、本市が三重交通㈱へ運行業務を委託し、三重交通㈱の運賃制度を適用し運行する廃止代替バス「桑名城南線」についても同様に運賃改定を行う必要が生じたため、道路運送法第9条第4項の規定に基づき、運賃改定協議を行うこととなりました。

この廃止代替バス「桑名城南線」運賃改定協議の実施にあたり、道路運送法第9条第5項の規定に基づき、皆様から、ご意見を募集します。

※三重交通㈱路線バス運賃改定の詳細はこちらの「路線バス(乗合バス)の運賃改定申請について(PDF:371KB)」の資料をご参照ください。

※廃止代替バス「桑名城南線」とは、一般乗合旅客自動車運送事業者(三重交通㈱)が運営上の問題から廃止したバス路線(桑名駅前から日の出橋間)について、引き続き住民の移動手段を確保するため、市が運行経費を負担し三重交通㈱に運行業務を委託しながら路線の維持を図るバス路線です。廃止代替バス「桑名城南線」は、サービス形態を維持するため、三重交通㈱の運賃制度を適用しております。

内容

※定期旅客運賃表につきましては、変更後の定期運賃額のみが記載されております。定期運賃額につきましては、まず、普通旅客運賃表にて、変更後の普通運賃額をご確認いただき、変更後の普通運賃額に対応する定期運賃額を定期旅客運賃表にて、ご確認いただくようにお願いします。

改定時期

  • 令和6年12月16日(月曜日)予定

2.コミュニティバスのルート、ダイヤ変更等について

主旨

本市コミュニティバスは、日中、自由に車を利用できない方の通院、買い物、通学等のサポートや、高齢者や増加傾向にある運転免許証返納者の生活を支えるため、既存の民間路線バスや鉄道を補完し、交通空白地域を解消することを目的としております。

今回、本市コミュニティバスついて、①車両規格変更のため、②運転手の休憩時間確保のため、③安全性や利便性確保のため、コミュニティバスのルートやダイヤ等を変更することとなりました。

この走行ルートやダイヤ等の変更にともない、サービス内容が一部変更されるため、その運賃について道路運送法第9条第5項の規定に基づき、皆様から、ご意見を募集します。

変更内容の詳細につきましてはこちらをご覧ください。(PDF:2,185KB)

運賃設定

ルートやダイヤが変更され、現行のサービス内容と変更が生じますが、運賃は現行と同様の100円を継続させていただきます。

改定時期

  • 令和6年12月予定

3.AI活用型オンデマンドバスの本格運行について

主旨

人口減少や少子高齢化の進展を背景に、地域公共交通は輸送需要の縮小や運転手不足といった慢性的な課題を抱えています。一方で、年齢的あるいは身体的理由により自家用車を運転することが困難な高齢者に対して持続可能な移動手段を提供することは大変重要な課題となっています。このため、コミュニティバスに代わる地域の移動手段として、AIを活用した配車やルート検索等の機能を備えたオンデマンドバスの本格運行を開始し、地域全体で支える持続可能な公共交通の仕組みの構築を目指します。

AI活用型オンデマンドバスの本格運行にあたり、以下の運賃設定について、道路運送法第9条第5項の規定に基づき、皆様から、ご意見を募集します。

事業内容の詳細につきましては、こちらをご覧ください。(PDF:1,923KB)

運賃設定

  • 大人(12歳(中学生)以上)  300円
  • 小児(12歳(小学生)以下)  100円
  • 幼児(小学校入学前)         無料
  • 障がい者             100円
  • 運転免許証自主返納者       200円

運行開始時期

令和7年2月10日

募集期限

  • 令和6年10月14日(月曜日) 17時まで(※今回、意見募集する3件ともにこの募集期限となります。)

提出方法

  • 各件に対するご意見は、メールにて提出してください。
  • メールの件名を、「運賃協議に係る意見募集について」としていただき、メール本文へ、「氏名」、「住所」、「電話番号」をご記入のうえ、下記の提出先に記載のメールアドレスへメールを送付していただくようにお願いします。なお、今回は3件の事業の運賃に対する意見募集を行うことから、ご提出いただく意見がどの案件に対するものなのか分かるようにメール本文へ記載をいただくようお願いします。また、複数の案件にご意見を提出される場合についても、ご提出いただく意見がどの案件に対するものなの分かるようにメール本文へ記載いただくようにお願いします。
  • ご提出いただいたご意見は公表することとしております。あくまで、「運賃」についての意見募集であり、いただいたご意見には直接回答することは致しません。

提出先

お問い合わせ

市長公室 MaaS推進室

電話番号:0594-24-1425

ファックス番号:0594-24-1412

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