更新日: 2025年1月29日
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みんなで減らそう!食品ロス
食品ロスとは?
本来食べられるにも関わらず、捨てられてしまう食べ物のことです。日本では、平成29年度に約612万トンの食品ロス(事業者から約328万トン、家庭から約284万トン)が発生したと推計されています。桑名市では、平成29年度に約5万トンのごみ(事業者から約1.5万トン、家庭から約3.5万トン)が出ていますので、平成29年度の1年間において、桑名市のごみの約120年分の食品ロスが出たことになります。食品ロスというと、食品会社や飲食店による廃棄が主な原因と思われがちですが、実は家庭での食品ロスも約半分を占めています。
【出典】環境省:「食品ロスポータルサイト・食べ物を捨てない社会へ」
食品ロスが増えると…
食糧が生産され、料理として食卓にのぼるまでには、土地や水などの資源や、ガスや電気といったエネルギーが使われます。食べ物を捨てることは、食べ物そのものだけでなく、それらの資源やエネルギーも無駄にしていることと同じになります。また、処理をするために運搬や焼却を通して、多額の費用がかかることになります。
食品ロスの約半分は家庭から!
食品ロスが家庭から発生する主な要因は次の3つになります。
- 食べ残し…買いすぎたり、作りすぎたりして、食べきれなくて捨ててしまうこと
例)野菜を腐らせないように、全部調理に使ったら量が多すぎて食べきれなかった。 - 過剰除去…調理の際に野菜の皮を厚くむいてしまう、また、食べられる部分まで捨ててしまうこと
例)野菜の芯や皮の部分を捨ててしまった。 - 直接廃棄…賞味期限や消費期限を超えたことで、食材として使わず、そのまま捨ててしまうこと
例)買ったことを忘れていて、気が付いたら期限を過ぎてしまっていた。
(食べ残し)
(過剰除去)
(直接廃棄)
できることから始めよう!
「もったいない」の意識で、日頃の生活を見直すことが大切です。正しい知識を身に付ければ減らすことができます。
買い物をするとき
- 買い物前に冷蔵庫を確認して、必要分だけ購入しましょう。
- すぐに食べる商品は、陳列順に購入しましょう。
料理をするとき
- 「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解しましょう。
- 期限が近い食材から優先的に使いましょう。
期限 | 意味 | 例 |
---|---|---|
賞味期限 |
おいしく食べることができる期限 |
カップ麺、スナック菓子、缶詰など |
消費期限 |
過ぎたら食べない方がいい期限 |
弁当、調理パン、肉魚類など |
外食をするとき
- 食べきれる量を注文して、食べ残しのないようにしましょう。
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