更新日: 2024年1月31日

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みんなで減らそう!食品ロス

食品ロスとは?

本来食べられるにも関わらず、捨てられてしまう食べ物のことです。日本では、平成29年度に約612万トンの食品ロス(事業者から約328万トン、家庭から約284万トン)が発生したと推計されています。桑名市では、平成29年度に約5万トンのごみ(事業者から約1.5万トン、家庭から約3.5万トン)が出ていますので、平成29年度の1年間において、桑名市のごみの約120年分の食品ロスが出たことになります。食品ロスというと、食品会社や飲食店による廃棄が主な原因と思われがちですが、実は家庭での食品ロスも約半分を占めています。

食品ロスのグラフ

【出典】環境省:「食品ロスポータルサイト・食べ物を捨てない社会へ」

食品ロスが増えると…

食糧が生産され、料理として食卓にのぼるまでには、土地や水などの資源や、ガスや電気といったエネルギーが使われます。食べ物を捨てることは、食べ物そのものだけでなく、それらの資源やエネルギーも無駄にしていることと同じになります。また、処理をするために運搬や焼却を通して、多額の費用がかかることになります。

食品ロスの約半分は家庭から!

食品ロスが家庭から発生する主な要因は次の3つになります。

  • 食べ残し…買いすぎたり、作りすぎたりして、食べきれなくて捨ててしまうこと
    例)野菜を腐らせないように、全部調理に使ったら量が多すぎて食べきれなかった。
  • 過剰除去…調理の際に野菜の皮を厚くむいてしまう、また、食べられる部分まで捨ててしまうこと
    例)野菜の芯や皮の部分を捨ててしまった。
  • 直接廃棄…賞味期限や消費期限を超えたことで、食材として使わず、そのまま捨ててしまうこと
    例)買ったことを忘れていて、気が付いたら期限を過ぎてしまっていた。

(食べ残し)

(過剰除去)

(直接廃棄)

できることから始めよう!

「もったいない」の意識で、日頃の生活を見直すことが大切です。正しい知識を身に付ければ減らすことができます。

買い物をするとき

  • 買い物前に冷蔵庫を確認して、必要分だけ購入しましょう。
  • すぐに食べる商品は、陳列順に購入しましょう。

料理をするとき

  • 「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解しましょう。
  • 期限が近い食材から優先的に使いましょう。
「賞味期限」と「消費期限」の違い
期限 意味

賞味期限

おいしく食べることができる期限

カップ麺、スナック菓子、缶詰など

消費期限

過ぎたら食べない方がいい期限

弁当、調理パン、肉魚類など

外食をするとき

  • 食べきれる量を注文して、食べ残しのないようにしましょう。

関連情報

お問い合わせ

市民環境部 環境対策課

廃棄物対策係

電話番号:0594-24-1436

ファックス番号:0594-22-5183

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