更新日: 2023年6月19日
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市の避難所の基本的な開設方針と開設のタイミング
避難所の開設方針について
まちづくり拠点施設を優先
これまでの災害において、体育館などの固い床での避難生活でエコノミークラス症候群になり、災害関連死や後遺障害に至った事例がありました。
避難所は和室や空調設備を備える「まちづくり拠点施設」等から優先的に開設し、状況に応じて段階的に学校等を開設していきます。
また、今後、高台の小中学校等の避難環境の改善を図ってまいります。
浸水想定区域の避難所開設は最小限に
国は浸水想定区域への避難所の開設はできる限り避けるよう市町村に求めていますが、広大な海抜ゼロメートル地帯を抱える桑名市では浸水想定区域にも避難所を開設せざるを得ないため、極力、数を絞って開設します。
また、低い土地の避難所は駐車場が水没する可能性があります。車で避難する場合は高台の避難所に早めに避難してください。
「高潮特別警報」発表時には浸水想定区域の避難所をすべて閉鎖
三重県が公表した「高潮浸水想定」によると、超大型台風が最悪の想定で襲来した場合、市内の浸水想定区域の施設の大半が2階まで浸水し、その浸水が広い範囲で1週間以上継続するとされています。
この規模の災害を想定した場合、浸水想定区域の避難所の殆どは使用できなくなります。
避難所への避難は必要なときに必要な人のみに
避難所での新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、市では避難時の体温測定や問診、消毒などを行うとともに、三密(密閉・密集・密接)を避けるため、収容人数を減らして段階的に開設する避難所を増やしていくなどの対策をとることとしていますが、感染の危険性をゼロにすることは困難です。
緊急時に避難をためらう必要はありませんが、普段から感染症のリスクを考慮した避難先や避難方法を検討しておいてください。
自宅が安全な場合は、自宅の上階への避難も検討してください。避難しなければならない場合でも、親戚や知人の家など、ご自身で避難先を確保できる場合はそちらへ避難してください。
避難所の開設のタイミングについて
避難所は、立地や災害状況などに応じて概ね以下の通り開設します。
警報発表時(波浪警報を除く)に開設する避難所
自主避難のために開設する施設です。
- 桑部まちづくり拠点施設
- 在良まちづくり拠点施設
- 七和まちづくり拠点施設
- 深谷まちづくり拠点施設
- 久米まちづくり拠点施設
- 大山田まちづくり拠点施設
- 多度まちづくり拠点施設
- 伊曽島まちづくり拠点施設
- 長島地区市民センター
- 長島防災コミュニティセンター
警戒レベル3「高齢者等避難」発令時
- 日進まちづくり拠点施設
- 精義まちづくり拠点施設
- 立教まちづくり拠点施設
- 城東まちづくり拠点施設(はまぐりプラザ)
- 益世まちづくり拠点施設
- 修徳まちづくり拠点施設
- 大成まちづくり拠点施設
- 大和まちづくり拠点施設
- 城南まちづくり拠点施設
警戒レベル4「避難指示」発令時
- 桑部小学校
- 桑名高等学校
- 桑名北高等学校
- 大山田コミュニティプラザ
- アクアプラザながら
その他必要に応じて開設する避難所
- 大成小学校
- 大和小学校
- 七和小学校
- 久米小学校
- 星見ヶ丘小学校
- 多度中小学校
- 多度東小学校
- 多度青葉小学校
- 多度北小学校
- 成徳中学校
- 多度中学校
- スター21
風水害時には浸水想定区域に立地しているため開設しない避難所
- 日進小学校
- 精義小学校
- 立教小学校
- 城東小学校
- 益世小学校
- 修徳小学校
- 在良小学校
- 深谷小学校
- 城南小学校
- 長島北部小学校
- 長島中部小学校
- 伊曽島小学校
- 陽和中学校
- 光風中学校
- 明正中学校
- 正和中学校
- 長島中学校
大規模災害時の車中避難
大規模災害時には、イオンモール桑名の立体駐車場を緊急車中避難場所に一時利用する協定を結んでいます。
避難する場合は「災害時緊急メール」や「市ホームページ」などでお知らせします。車中避難ではエコノミークラス症候群防止のため定期的に体を動かし、対策を講じてください。
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