更新日: 2025年6月5日
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令和7年度桑名市水防訓練を実施しました
5月18日(日曜日)、木曽川河川敷にて水防訓練を実施しました。
木曽川河川敷にある長島運動公園に約314人もの水防・消防団員が集まり、水防技術の向上と連携体制の強化を図るため、訓練を行いました。
参加者からは、「年々訓練の質が向上している」「効率的に進行した」との声も聞かれ、見学に訪れた市民からは、「力強くてかっこいい団員さんの姿が見られてよかったです」との声もいただくなど、実りある訓練となりました。
5月25日(日曜日)には、木曽三川連合総合水防演習にも参加しました。
国や県、市町、水防・消防団等が一体となった連携のもと、水防工法の実施、情報伝達、避難行動等の訓練を通じて、技術力と判断力が大幅に向上し、より高度な災害対応が可能となりました。
今回の訓練は、市民の皆さまにも防災意識を高めていただく機会となりました。
今後も市では、地域防災力の向上に向けた取組を継続してまいります。
水防訓練は、毎年出水期前にあたる5月に実施しており、一般見学も可能です。
次年度以降も多くの皆さまのご見学をお待ちしております。
また、桑名市水防・消防団は、随時団員を募集しています。
ご興味・ご関心がありましたら、下記リンクをご覧ください。
訓練内容
土のう拵え
土のうは、水害時に水の侵入を防ぐための基本的な道具です。
土のう拵えでは、袋に適量の土を詰め、しっかりと封をし、正しい形に整える方法を学びます。正しく作られた土のうは、水の流れを効果的にせき止めることができます。
釜段工
釜段工法は、階段状に土のうを積み上げる方法です。
これにより、洪水時の水圧を分散させることができます。土のうを互い違いに積み重ね、しっかりと安定させることで、強固な防水壁を作り出します。
月の輪工
月の輪工法は、半円状に土のうを配置する方法です。
特に、特定の場所を重点的に守る際に有効です。月の輪の形にすることで、どの方向からの水流にも対応できる柔軟な防御ラインを築くことができます。
積土のう工
積土のう工法は、土のうを縦横に積み重ねる方法です。
最も基本的な工法ですが、迅速に作業ができ、大量の土のうを使うことで、広範囲の水の侵入を防ぐことができます。
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