更新日: 2024年7月16日
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悩んでいる人がいたら(ゲートキーパーを知っていますか?)
人は誰しも落ち込んだり、悩んだりすることがあります。
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に「気づき」「声をかけ」「話を聞いて」「必要な支援につなげ」「見守る」人のことで、いわば命の門番とも言われています。
ゲートキーパーに特別な資格は必要ありません。
誰でもゲートキーパーになることができます。
周りで悩んでいる人がいたら、勇気を出してやさしく声をかけることからはじめてみませんか?
厚生労働省が令和3年に実施した意識調査によると、4人に1人が「これまでに自殺を本気で考えたことがある」と回答しています。悩んでいる人に寄り添い、かかわりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方にゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから行動していくことが、身近な人の支えとなります。
ゲートキーパーの役割
ゲートキーパーには大きく4つの役割があります。どれか1つだけでも、悩んでいる人にとって大きな支えになるでしょう。
1.気づき、声をかける
家族や仲間の「いつもと違う様子」に気づく。勇気を出して、声をかけてみる。
「最近眠れてる?」「元気ないけど、何かあった?」「どうしたの?なんだかつらそうだけど…」「悩んでることがあれば、よかったら話してみない?」など
2.傾聴する
本人の気持ちを尊重し、相手のペースに合わせてじっくり耳を傾ける。
「大変だったね」「話してくれてありがとう」など、悩みに寄り添い、労いや感謝の言葉をかける。
3.つなぎ
早めに相談機関に相談することを勧める。具体的な相談先や場所など、丁寧に情報を伝える。
4.見守る
今後も必要があれば相談にのることを伝える。相談窓口につないだ後も、見守り、相談があれば受けとめる。
ゲートキーパー養成講座について
保健医療課では、こころの健康づくりを促進するため、ゲートキーパーを養成しています。
基本的な姿勢、声掛けや心得などを、市内に在住、在勤、または、在学する5人以上の方で構成された団体・企業等でもお伝えしています。
大切な人や周りの人の支えに、支えあえる地域づくりや会社づくりのために、温かみのある寄り添った対応の学びに、ご希望の方は保健医療課にご相談ください。
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