ここから本文です。
イヌナシグンセイチイヌナシ群生地
多度大社の奥、八壺谷のアカマツ林の中、
みどりヶ池の周りには約4haにわたって、イヌナシが百数十株ほど群生しています。
イヌナシは日本の野生ナシの一種で、果実は小さく直径1cmほどしかありません。
葉の形状は楕円形が普通ですが、多度のイヌナシには先が三つ叉に分かれているものがあり、
野生ナシの中でも最も原始的な種類と考えられています。
三重県では、北・中部の丘陵地帯に点々と生育していますが、群生しているのは稀です。
平成22年8月5日に国の天然記念物に指定されました。
基本情報
所在地 | 桑名市多度町多度 |
---|---|
アクセス | 「多度大社前」バス停下車、徒歩約40分 |
近郊スポット |