更新日: 2025年6月2日

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119番通報について

119番緊急通報

桑名市内からの119番通報は、四日市市にある三重北消防指令センターにつながります。平成28年4月から、桑名市、四日市市、菰野町の3消防本部で通信指令業務を共同運用しており、災害情報の一元化や迅速な応援が可能です。指令センターには位置情報通知システムや車両動態管理システムが導入され、通報後すぐに近くの消防車や救急車を派遣できます。
通報時にはオペレーターが質問形式で状況を確認するので、落ち着いて答えて指示に従ってください。

119番通報の会話例

交通事故でけが人がいる場合のオペレーターとの会話例です。参考にしてください。

1.災害の種別を確認

(消防)「119番消防です。火事ですか?救急ですか?」
(通報者)「救急です。交通事故で怪我人がいます。」

2.出動する場所を決定

(消防)「救急車の出動する場所・住所を教えてください。」「近くに目標となる建物があれば教えて下さい。」
(通報者)「桑名市中央町二丁目37番地です」「市役所の前です。」
その他の例:駅の北側、コンビニの前、交差点の名称など

(消防)「場所は確認できました。それでは救急車を出動させます。」

 ※この時点で救急車は出動します!

3.救急車が到着するまでに状況を確認

(消防)「救急車を出動させました。どのよう事故ですか。」
(通報者)「車と自転車の事故です。自転車に乗っていた人が怪我をしてます。」

(消防)「怪我をしている方は何歳の男性ですか。女性ですか。」
(通報者)「45歳の男性です。」(わからない時はおおよその年齢)「40代の男性です。」

(消防)「意識はありますか。会話はできますか。」
(通報者)「意識はあります。会話は何とかできます。」

(消防)「どこを怪我されてますか。」
(通報者)「頭からかなり出血しています。」

(消防)「わかりました。綺麗なタオルなどをお持ちであれば出血しているところをタオルなどで強く圧迫してください。」

その他、状況に応じて必要事項を質問をしますので、お答えください。

4.通報者の確認

(消防)「最後に通報いただいたあなたの名前をフルネームで教えて下さい。」
(通報者)「桑名太郎です。」

(消防)「傷病者とあなたの関係を教えて下さい。」
(通報者)「たまたま通り掛かったものです。」

(消防)「わかりました。救急車のサイレンが聞こえてきたらたら案内誘導をお願いします。」

 

映像で伝わる119番映像通報システム令和3年7月20日運用開始

通報者がスマートフォンで撮影した映像を、消防指令センターへ送信してもらうことで、病気・事故・火災などの現場状況をより詳しく把握することができる『119番映像通報システム』の運用が始まりました。

119番映像通報システム1119番映像通報システム2

スマートフォンを活用して救命率向上と被害の軽減につなげます!

消防指令センターが、現場の正確な情報をリアルタイムで確認することができることから、通報者への的確な応急手当の指導や出場部隊の効果的な現場活動につなげることができます。

注意事項

  • 全ての119番通報で映像通報を依頼するものではありません。通信員が必要と判断した場合にご協力をお願いすることがあります。
  • 映像通報システムの利用は、スマートフォンが対象となります。ただし、お使いの機種や設定によっては利用できない場合があります。
  • 事前登録やアプリのダウンロードは不要ですが、ウェブサイトに接続するため、1分間に10から20MBの通信料が通報者側にかかります。
  • 撮影の際は周囲の状況やプライバシー保護などに注意し、安全な場所から撮影してください。

操作手順

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イメージ図は操作手順の一例です。スマートフォンの機種や設定によっては、表示される項目や操作方法が異なる場合があります。指令員の指示や画面の表示に従って操作してください。

お問い合わせ

消防本部 通信指令課

(三重北消防指令センター)

電話番号:059-325-3119

ファックス番号:059-325-3118