更新日: 2025年9月22日
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松平家墓所(県指定史跡「松平定綱及一統之墓所」)の発掘調査について
松平家墓所の発掘調査が始まります
桑名市では、三重県指定史跡「松平定綱及一統之墓所(まつだいらさだつなおよびいっとうのぼしょ)」、通称「松平家墓所」の国史跡への指定を目指し、令和7年度から国庫補助を受けて墓所内の発掘調査を開始します。
発掘調査は、墓所の範囲や時期的変遷、歴史的価値を明らかにすることを目的として、令和7年度から令和9年度頃まで実施予定です。調査では墓所内に試掘坑(トレンチ)を設定し、墓所の変遷過程、地中の遺構・遺物の保存状況などを確認していきます。その後、成果をまとめ報告するとともに、国に対して史跡指定に向けた意見具申を行っていく予定です。
調査成果や関連事業については桑名市HPで随時お知らせします。
松平家墓所について
松平家墓所は、桑名市東方の寺院、「照源寺(しょうげんじ)」にあり、昭和12年に県の史跡に指定されました。
照源寺は、寛永元年(1624年)に桑名藩三代藩主松平定勝(まつだいらさだかつ)が亡くなった際、その子の松平定行(まつだいらさだゆき)が定勝の菩提を弔うために創建されました。その後、明治時代にいたるまで、桑名藩主やその妻子たちがこの地に埋葬されました。
狩野文庫「勢州桑名東海山照源寺境内繪圖」(東北大学附属図書館所蔵)
松平定綱及一統之墓所(桑名市文化財HP)
http://bunka.city.kuwana.mie.jp/html/bunkazai/052.html(外部サイトへリンク)
松平一統墓所調査委員会
発掘調査の実施に向けて、令和7年4月に松平一統墓所調査委員会を発足しました。有識者の方々を委員に迎え、松平家墓所の発掘調査計画や、保存修理、整備活用などについて検討していきます。
調査成果・関連事業について
令和7年度
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