更新日: 2024年1月31日
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市街化区域での用途地域は
市街地にいろいろな用途の建物が無秩序に建ち並ぶと、生活環境が悪くなり、住みにくいまちになってしまいます。
そこで、このようなことが起こらないように、市街化区域全域に用途地域が定められ、建物の用途、建物の高さ、建蔽率(建築敷地面積に対する建築面積の割合)、容積率(建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合)などが制限されています。
家を建てるときや土地を購入するときは、用途地域と制限内容を確認してください。
用途区分
第1種低層住居専用地域
低層住宅のための地域です。小規模なお店や事務所を兼ねた住宅や、小中学校などが建てられます。
第2種低層住居専用地域
主に低層住宅のための地域です。小中学校などのほか、150平方メートルまでの一定のお店などが建てられます。
第1種中高層住居専用地域
中高層住宅のための地域です。病院、大学、500平方メートルまでの一定のお店などが建てられます。
第2種中高層住居専用地域
主に中高層住宅のための地域です。病院、大学などのほか、1,500平方メートルまでの一定のお店や事務所など必要な利便施設が建てられます。
第1種住居地域
住居の環境を守るための地域です。3,000平方メートルまでの店舗、事務所、ホテルなどは建てられます。
第2種住居地域
主に住居の環境を守るための地域です。店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどは建てれらます。
準住居地域
道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。
田園住居地域
農業と調和した低層住宅の環境を守るための地域です。住宅に加え、農産物の直売所などが建てられます。
近隣商業地域
まわりの住民が日用品の買物などをするための地域です。住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられます。
商業地域
銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域です。住宅や小規模の工場も建てられます。
準工業地域
主に軽工業の工場やサービス施設等が立地する地域です。危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。
工業地域
どんな工場でも建てられる地域です。住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
工業専用地域
工場のための地域です。どんな工場でも建てられますが、住宅、お店、学校、ホテルなどは建てられません。
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