更新日: 2022年2月1日
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東海地震への備え
平成29年11月1日から「南海トラフ地震に関する情報」の運用を開始しました。これに伴い、現在、東海地震のみに着目した「東海地震に関する情報」の発表は行っていません。なお、南海トラフ地震に関する情報ついては、気象庁ホームページ南海トラフ地震に関連する情報の種類と発表条件(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
桑名市は、市域すべてが東海地震の地震防災対策強化地域となっています。このため、東海地震の発生が予知された場合、市内では様々な対応がとられることとなります。状況に応じて発表される情報に注意して、落ち着いて行動するようにしましょう。
予知できるかもしれない東海地震
気象庁は、地殻変動を観測するための「ひずみ計」を愛知県や静岡県に設置しています。このひずみ計が前兆現象(前兆すべり)を観測した場合、東海地震の発生を予知できることとなります。しかし、前兆すべりが観測できなかった場合は、突然地震が起きることになります。
地震予知に伴う東海地震の情報
気象庁は、設置したひずみ計で明らかな変化を観測した場合、段階に応じて情報を発表します。これらの情報によって、私たちは東海地震に備える時間的余裕を持つことができます。
観測情報発表時
- 平常時と同様に生活してもかまいません。テレビやラジオで情報収集しましょう。
注意情報発表時
- 外出先からは速やかに帰宅するなど、不要不急の外出は控えましょう。
- 非常持ち出し袋を用意しましょう
- 避難場所を確認するなど、避難の準備をしましょう。
予知情報警戒宣言発表時
- 火気使用の自粛、電気のブレーカー遮断などの出火防止措置をとりましょう。
- 自動車の運転や危険な作業などは控えましょう。
- 危険が予想される地域・建物にいる人は、安全が確保できる場所へ避難しましょう。
注意情報・警戒宣言が出たときは
機関 | 注意情報発表時 |
警戒宣言発令時 |
---|---|---|
病院・診療所 |
院内に情報が伝達されます。 |
外来診療を原則中止します。安全性が確保されている場合は診療が継続されます。 |
学校・幼稚園・保育園 | 注意情報発表時の段階で、あらかじめ決められた方法によって、自動・生徒を帰宅させます。 | 注意情報発表時の段階で、あらかじめ決められた方法によって、自動・生徒を帰宅させます。 |
金融機関 | 業務は継続されます。 | 窓口業務は停止されます。一部の現金自動預払機は利用できます。 |
商業施設など | 店内に情報が伝達されます。 | 営業は中止されます。安全性が確保されている場合には営業が継続されます。 |
コンビニエンスストア・小売店舗 | 営業は継続されます。 | 店舗によって対応が異なります。 |
バス | 運行されます。警戒宣言発令時に運行が中止されることが利用者に伝達されます。 | 安全な場所に停車し、運行は中止されます。 |
鉄道 | 運行されます。警戒宣言発令時に運行が中止されることが利用者に伝達されます。 | あらかじめ決められた駅に停車し、運行は中止されます。 |
新幹線 | 運行されます。警戒宣言発令時に運行が中止されることが利用者に伝達されます。 | 想定震度が6以上の地域へは入らず、この地域内では最寄りの駅で停車します。名古屋・大阪間は運行を継続します。 |
高速道路 | 通行できます。 | 強化地域内への流入は制限されます。地域外への流出は制限されません。 |
一般道路 | 通行できます。 | 避難路や緊急輸送道路を確保するため、一般車両の通行が規制される道路があります。 |
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