更新日: 2022年2月1日
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北勢線
桑名には、JR関西本線、近鉄名古屋線、養老線、北勢線の鉄道が走っています。
それぞれの鉄道の変遷を簡単に下の表にまとめました。
西暦 | 内容 |
---|---|
1895(明治28)年 |
関西鉄道 桑名-名古屋 開通 ( 現在のJR関西本線 ) |
1897(明治30)年 | 養老鉄道 創立 |
1912(大正元)年 | 北勢鉄道(株) 創立 |
1914(大正3)年 |
北勢鉄道 桑名郡大山田-員弁郡楚原間 開通 ( 現地の北勢線 ) |
1915(大正4)年 1916(大正5)年 |
北勢鉄道 桑名京橋まで 延長 阿下喜東まで 延長 |
1919(大正8)年 |
養老鉄道 桑名-養老間 開通 ( 現在の養老線 ) |
1930(昭和5)年 | 近鉄名古屋線 桑名-伊勢間 開通 |
1977(昭和52)年 |
北勢線 西桑名駅 現在地で営業開始 |
日本一短い路線
桑名には、幻の日本一短い路線がありました。
1927(昭和2)年~1944(昭和19)年まで「桑名電軌」という電車が桑名~本町までの1kmだけ路面電車として走っていました。今の八間通がそこに当たります。
北勢線の線路幅は762mmで、ナローゲージ(※)と呼ばれています。この狭さの鉄道は、今はほとんど廃止され、北勢線と四日市あすなろう鉄道内部・八王子線と黒部渓谷鉄道の3路線しか残っていません。
北勢線の西桑名駅付近では、日本で唯一、線路幅の違う3種類のレールが並んでいる踏切があります。
(北勢線 762mm・JR関西線 1,067mm・近鉄名古屋線 1,435mm)
(※)ナローゲージとは、線路幅が狭い鉄道のこと。一般的に、線路幅(ゲージ)が、JRの線路幅(1067mm)より狭い(ナロー)鉄道のことを指します。
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