更新日: 2024年7月16日
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帯状疱疹予防接種費用の一部助成について(任意接種)
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による水痘が治癒した後、神経節に潜伏感染している水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢や免疫抑制などの原因により再活性化し、発症する皮膚疾患です。体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛が長期間にわたって続くことがあります。50歳以上では帯状疱疹を発症した方の2割程度が帯状疱疹後神経痛に移行するといわれています。
桑名市では、令和5年4月より帯状疱疹予防接種を希望される方に、費用の一部助成を実施しています。
予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、かかりつけ医師等にご相談のうえ、予防接種による効果や副反応などをご理解のうえで、接種の判断をしてください。
助成対象者
接種日に桑名市に住民登録がある、満50歳以上の方
助成期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日
助成の対象となるワクチンについて
対象となるワクチンは下記の2種類です。いずれか一方の接種について、費用の一部を助成します。
「桑名市帯状疱疹予防接種予診票」にて、接種された場合のみ助成の対象となります。接種される前に必ず助成申請の手続きをしてください。
種類 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 製品名:ビケン(生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 製品名:シングリックス(不活化ワクチン) |
助成額 | 2,000円/回 | 4,000円/回 |
助成回数 | 1回 | 2回(2か月後から6か月以内に2回目接種) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
有効性 |
50~69歳で約90%、70歳代で約85%が水痘・帯状疱疹ウイルスに対する細胞性免疫が上昇したとの報告があります。 ◆50歳代での発症予防効果69.8%
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50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%に帯状疱疹予防効果を示したとの報告があります。 |
副反応 |
注射部位の紅斑、かゆみ、熱感、腫脹、疼痛、硬結、倦怠感などが主な副反応です。全身症状ではまれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が現れることがあります。 |
注射部位の疼痛、発赤、腫脹などが主な副反応です。全身症状では筋肉痛、疲労、頭痛やまれにショック、アナフィラキシー反応を含む過敏症状が現れることがあります。 |
参考:予防接種に関するQ&A集(2022)
◆国内で有効性について試験を行ってないため本質的に同じ薬剤とされる海外の帯状疱疹ワクチン(ZOSTAVAX)のデータより
例)A病院での水痘ワクチン接種の場合 A病院の価格―(助成額)=病院窓口支払い額 10,000円―2,000円=8,000円 |
※明らかに免疫機能に異常を有する疾患および免疫抑制をきたす治療を受けている方は、水痘ワクチンの接種ができませんので、主治医にご相談ください。
※助成は、生涯一度です。(帯状疱疹ワクチンは、2回接種を一度とみなします。)
助成の受け方
1.予防接種を受ける前に、申し込みフォームから申請手続きが必要です。
【申請方法】
(2)保健医療課窓口
※窓口に申請に来る人の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)が必要です。
2.申請後、2週間程度で自宅に予診票等の案内が届く。
3.市内指定医療機関に予約をする。
※予約の際、接種費用の確認をしてください。
桑名市内の実施医療機関一覧(PDF:153KB)(別ウィンドウで開きます)
4.予診票を記入し接種を受ける。
5.助成額を差し引いた費用を医療機関に支払う。
6.接種済証を受けとる。
※接種済証は大切に保管してください。
※接種費用は医療機関によって異なります。
申請前に接種をされた場合は、助成の対象にはなりません。ご注意ください。
接種時に持参するもの
(1)市より交付された予診票(水痘ワクチン接種の場合は予診票は1枚目のみの利用となるため2枚目は医療機関にて回収となります。)
※令和5年度に申請・発行した予診票も使用可能です。
(2)接種費用(助成額を超える分は、自己負担です。)
(3)保険証等住所・生年月日が確認できるもの
(4)帯状疱疹ワクチン2回目接種の方は1回目の接種済証
健康被害の救済措置について
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する医薬品副作用被害救済制度があります。(独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づきます。)
詳しくは独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)ホームページをご覧ください。
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