更新日: 2023年5月19日
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桑名市のゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みを紹介します!
桑名市「ゼロカーボンシティ宣言」
世界共通の目標であるSDGsの達成や地球温暖化対策の動きが加速化する中で、本市では、令和3年3月24日に、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行いました。
令和3年3月24日に記者会見で宣言する市長
くわなIoT推進ラボ協議会(グリーンIoTラボ・桑名)を設立
誰ひとり取り残さない持続可能なまちづくりを目指すため、産学官金の連携により、IoTを活用し、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを推進することを目的として、令和3年5月にグリーンIoTラボ・桑名を設立しました。
このラボでは、IoTや新しい技術を活用し、環境と経済の好循環を生み出す社会の実現に向けた取り組みや調査研究を展開していきます。
詳しい内容は、くわなIoT推進ラボ協議会(グリーンIoTラボ・桑名)をご覧ください。
令和3年5月17日くわなIoT推進ラボ協議会(グリーンIoTラボ・桑名)設立総会より
ゼロカーボンシティ実現への公民連携提案窓口
ゼロカーボンシティ実現に向けた新たな課題解決方法、新たな価値を創出し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをさらに加速させるため、民間事業者等の皆さまからの様々なアイデアを募集しています。
詳しい内容は、グリーンIoTラボ・桑名(ゼロカーボンシティ提案募集窓口)をご覧ください。
共用自転車の運用を開始
CO2を排出しない手軽な移動手段であり、健康増進効果から誰でも気軽に使用できる共用自転車の取り組みを開始しています。
気軽にCO2削減に取り組めるため、職員からは好評です!
市役所職員が誰でも利用できる共用自転車(一部電動自転車)
公共施設等への再生可能エネルギー設備導入方針を策定
公共施設等への再生可能エネルギー設備導入方針(PDF:136KB)
この方針に基づき、今後、本市が新設および大規模改修する公共施設には、順次、再生可能エネルギー設備の導入を進めていきます。
桑名市消防署多度分署に設置した太陽光発電設備
公用車の次世代自動車導入方針を策定
この方針に基づき、本市の公用車を二酸化炭素排出量の削減効果が高い次世代自動車に順次転換していきます。
市が所有する次世代自動車
「ゼロカーボンシティくわな」のロゴマークを作成
地球環境への関心を高めてもらうために、さまざまなイベントやパンフレットなどを通して、ロゴマークを活用した啓発活動を実施しています。
「この先の桑名市の未来がもっとい明るくなりますように」という想いと、「ゼロカーボンシティに向けた取り組みをみなさんに身近に感じてほしい」という想いを込めて、市職員がかわいいイラストを製作しました。
市役所本庁舎に100%再生可能エネルギーを導入
令和3年10月から市役所本庁舎で使用する電気に木曽岬干拓地メガソーラーで発電された100%再生可能エネルギーを導入しています。これにより、年間約450トン(一般家庭約165世帯分)の二酸化炭素削減効果が見込まれます。
市役所本庁舎
庁内モニターを用いた啓発
多度山上公園に循環型トイレを設置
令和4年4月には、多度山上公園に自然エネルギーを活用した循環型トイレを設置しました。このトイレの維持管理に必要な電力は、設置されている太陽光パネルと風力で発電された100%再生可能エネルギーで賄われています。また、使用する水も完全循環式となっており、汚水を処理して繰り返し使用するため、給水は原則不要となっています。

公共施設にPPAを活用した太陽光パネルと蓄電池を設置しました
市の公共施設にPPA※1を活用して太陽光パネルを設置し、発電した電気を自家消費します。また、蓄電池も設置し、災害時には予備電源として活用します。
1 PPA(電力購入契約)とは、事業者が施設の屋根に太陽光パネルを設置し、市はそこで発電した電気を購入する契約のことです。市は設備を所有しないため、初期費用の負担や設備の維持管理をすることなく、再生可能エネルギーの電気を使用することが可能となります。
多度まちづくり拠点施設
城東まちづくり拠点施設
多度まちづくり拠点施設や柿安シティホール(市民会館)など、市内13箇所の公共施設に、令和5年4月から電力供給を開始しています。
この取り組みによって、年間約124t(一般家庭約46世帯分、CO2を吸収する杉の木8,857本分)のCO2削減効果が見込まれています。