更新日: 2023年3月30日

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知っていますか?学校のことvol.1

市では現在、少子化の進行に伴い、早期に児童生徒数の減少が見込まれる多度中学校区をモデル地区に指定し、先んじて小中一貫校の整備を進めています。市内全体を見ても小・中学校の児童生徒数は年々減少してきており、教育を取り巻く状況は変化してきています。こうした小・中学校の現状についてシリーズ化してお知らせしていきます。

児童生徒数の現象に伴う学校の小規模化

市内の児童生徒数の推移

少子化の進行に伴い、市内の児童生徒数は平成26年度の12,051人から令和4年度の11,114人へ9年間で937人(約8%)減少しています。
また、令和12年度までの9年間では1,914人減少して9,200人になり、全体にすると17年間で2,851人(約24%)の減少が見込まれ、その後も減少傾向は続いていくと予測しています。

児童生徒数推移

学級数の推移

学校教育法施行規則では、小中学校ともに1学校あたりの学級数が「12学級~18学級」を適正な規模としています。
令和4年度現在、市内の学校(多度地区の学校と悠分校を除く)で学級数の合計が11学級以下の小規模校は小学校で23校中12校、中学校で8校中5校あります。特に小学校では令和12年度には、小規模校が15校まで増え、今後もさらに小学校の小規模化が進んでいくことが予想されます。

  • 小学校

学級数の推移(小中一貫校により対応済みの多度地区及び悠分校を除く23校による)は、次のとおりです。

小学校の学級数推移

学校規模の内訳 平成26年度 令和4年度 令和12年度

小規模校
(1校で11学級以下)

10校
(44%)
12校
(52%)
15校
(61%)

適正な規模
(1校で12~18学級以下)

11校
(48%)
10校
(44%)
8校
(39%)
19学級以上 2校
(8%)
1校
(4%)
0校
(0%)
合計 23校 23校 23校

さらに、小規模校の内訳は次のとおりです。

小規模校の内訳 平成26年度 令和4年度 令和12年度

1〜5学級
(1学級が2つ以上の学年で構成される
複式学級が存在)

0校 1校 0校
6学級
(クラス替え不可)
7校 7校 8校
7〜11学級
(全学年ではクラス替え不可)
3校 4校 7校
合計 10校 12校 15校

 

  • 中学校

学級数の推移(小中一貫校により対応済みの多度地区及び悠分校を除く8校による)は次のとおりです。

中学校の学級数推移

学校規模の内訳 平成26年度 令和4年度 令和12年度

小規模校
(1校で11学級以下)

2校
(25%)
3校
(37.5%)
4校
(50%)

適正な規模
(1校で12~18学級以下)

6校
(75%)
5校
(62.5%)
4校
(50%)
合計 8校 8校 8校

さらに、小規模校の内訳は次のとおりです。

小規模校の内訳 平成26年度 令和4年度 令和12年度
1〜2学級
(複式学級が存在)
0校 0校 0校
3〜5学級
(全学年ではクラス替え不可)
0校 0校 0校
6〜11学級
(適正な規模ではないが全学年で
クラス替え可能)
2校 5校 4校
合計 2校 5校 4校

お問い合わせ

教育委員会事務局 新たな学校づくり課

教育環境再構築プロジェクト

電話番号:0594-24-1354

ファックス番号:0594-24-1358

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