更新日: 2023年3月30日

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知っていますか?学校のことvol.2

前回は、市内の児童生徒数と学級数の推移についてお知らせしました。
今回は、現在の市内の各公立小中学校の児童生徒数・学級数と学校施設についてお知らせします。

小中学校の現状

前回(vol.1)でお知らせしたとおり、市内の児童生徒数は減少傾向にあります。令和4年度から12年度の9年間で2,000人弱(約17%)の児童生徒数が減少すると予測されています。下の表は、悠分校を除く、市内の公立小中学校の児童生徒数・学級数などです。これを見ると、全学年でクラス替えができ、学校教育法施行規則で示されている適正(標準)規模(12学級以上18学級以下)の小学校は27校中、半数以下の12校しかありません。また、中学校では全学年でクラス替えができる学級数は確保されていますが、適正(標準)規模の学校は9校中5校です。


令和4年度の公立小中学校児童生徒数・学級数・築年数(悠分校を除く)※令和4年5月1日現在

令和4年度公立小中学校児童生徒数・学級数・築年数
現在、多度地区においては、4つの小学校と中学校を1つにする小中一貫校の整備を進めているところですが、今後も各学校の児童生徒数が減り続けると
・クラス替えができず、新たな気持ちでリスタートできない
・友だちづくりに広がりがない
・社会性やコミュニケーション能力を身に付けにくい
・体育の球技や音楽の合唱など集団学習が難しくなる
・配置される教員数が減り、児童生徒へのきめ細やかな対応が難しくなる
・教員1人あたりの公務負担や行事に関わる負担が重くなる
など子どもの成長や、学校運営などの課題が表れる可能性があります。

また、悠分校を除く学校施設は、小中学校36校中28校が築40年以上経過している状況にあり、老朽化していく施設をどうしていくのかという問題も残っています。

子どもたちの未来のために、アンケート調査を実施します

現在、子どもを小中学校に通わせている保護者の人はもちろん、入学を控える子どもの保護者やその祖父母、子どもたちを見守る地域の人に対し、子どもたちにより良い教育環境を提供するためのアンケート調査を実施します。子どもたちが通う学校がどうあるべきか。単に大人の都合だけではなく、子どもたちの未来のためにどのような学校の姿が望ましいかを一緒に考えていきましょう。アンケートへの皆さんのご協力をお願いします。
なお、アンケートの結果は広報くわなおよび市ホームページでお知らせします。
※アンケートは無作為に抽出した市民3,000人に10月下旬ころ郵送予定です。

お問い合わせ

教育委員会事務局 新たな学校づくり課

教育環境再構築プロジェクト

電話番号:0594-24-1354

ファックス番号:0594-24-1358

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