更新日: 2025年7月25日
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愛知大学生が桑名の未来を考える!
桑名市は『桑名オープンフィールド構想』を掲げ、社会の変化に柔軟に対応するため、あらゆる分野の様々な人々と新しい関係を構築し、持続可能な社会の実現を目指しています。
その一環として、愛知大学と教育、文化、観光、福祉などの様々な分野で相互に連携・協力し、協働のまちづくりを推進するとともに、教育・研究及び地域社会の発展と優れた人材の育成に寄与することを目的として、令和5年8月に連携・協力に関する協定を締結しました。
愛知大学の学生による桑名市への政策提案発表を令和5年度、令和6年度の2回行っており、令和7年度に3回目を実施予定です。
愛知大学の学生による政策提案
令和7年度テーマ:若者が住みたくなるまち
政策提案発表会
8月下旬頃を予定
愛知大学生と桑名市職員によるワークショップ
「若者にとって居場所とは」「若者が訪れたくなる場所とは」について、ワークショップ形式で2回の話し合いを行いました。ワークショップでの気づきを元に、学生たちの考えをまとめて、8月に桑名市に向けた政策提案を行う予定です。
令和6年度テーマ:20年後の行政サービス等
20年先の行政サービス、子ども政策、桑名市の魅力発信の3つに分かれて、政策提案を行っていただきました。子ども政策を提案する過程で行ったワークショップの中で、「子どもの頃に世界がもっと広いことを知りたかった」という意見が大学生の中から出されました。その意見を受けて、令和7年に、「子どもの夢・未来創造事業」を立ち上げ、子どもたちの体験を拡充する施策を実施することにつながりました。
政策提案の内容
◆20年先の行政サービス
- 「新しい形の市役所体制」時代のニーズに合わせた、誰もが訪れやすい市役所を作る
- 「AI保健室」病児保育事業を発展させることで、より子育てしやすいまちを目指す
- 「みんなでつくる街~桑名ゲーム化計画~」バーチャルを使用して、地域コミュニティを発展させる
- 「桑名防災大学」防災教育を強化する
◆子ども政策
- 「笑顔いっぱい桑名っ子」親も子が共に通える市民の心のよりどころとなる場所を作る
- 「桑名市子ども政策」新しいキャリア教育(大学生との交流、自分発見型の職場体験)を導入する
◆桑名の魅力発信
- 「インバウンド旅行を”ちょっと足をのばして"in桑名で!」SNSを使って桑名市の認知度UPさせる
- 「桑名広報動画」アジアを中心とした外国人向けのSNS戦略を強化する
令和5年度テーマ:人口減少対策
桑名市の抱える課題の一つである人口減少対策について、学生ならではの視点で政策提案を行っていただきました。学生からの意見や提案が、令和6年度の保育士等の人材確保に向けた政策に繋がりました。
政策提案の内容
- 「桑名保育推進」保育士を確保することで暮らしやすいまちに
- 「ロイヤルカスタマー制度の導入」市民が市への愛着を高めることで定住につなげる
- 「移住体験+祭り」地域の祭りへの参加から定住につなげる
- 「SNSを活かした移住者確保プラン」SNSを使って動画で市の魅力を発信する
- 「子どもが創るまちづくり、PR」子どもの意見をまちづくりにいかす