更新日: 2023年10月13日
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投げ込みヒーターの誤った使い方で火災が発生しています!
投げ込みヒーターとは
投げ込みヒーターは、電気により発熱する器具で、水を張った容器に入れることにより、簡単に水を温めることができる移動式のヒーターです。使い方を誤ると火災の原因になりますので、注意してください。
実際に起きた火災事例
【事例1】
電源タップに投げ込みヒーターのプラグが差さっていることに気づかずに、電源タップのスイッチを入れたため、脱衣所に置いてあった投げ込みヒーターが過熱し火災に発展した。
【事例2】
浴槽の水を沸かそうと外出先から遠隔操作で電源を入れたところ、投げ込みヒーターが、水の張った浴槽内に入っておらず、脱衣所に置かれていたため火災に発展した。
投げ込みヒーターの取扱いで注意すること
使用の際には必ず取扱説明書を読んで正しい使い方を確認しておきましょう。
【火災を防ぐためには…】
- 投げ込みヒーターの発熱線は電源プラグを差し込むとすぐに高温になるため、必ず水中に入れたことを確認してから、電源プラグを差し込むようにしてください。
- 電源の切り忘れによる火災が最も多いため、使った後は、必ず電源プラグを抜くようにしてください。
- バケツを使用する際、樹脂製の容器を使用すると、容器と接触した部分が溶け火災の原因となります。
- 目の届く範囲で使用し、その場を離れないようにしてください。長時間使用することにより水が蒸発し、水位が低下すると、空炊き状態になり火災の原因になります。
- 使用後は高温となっているため電源プラグを先に抜き、充分冷めるまで出さないようにしてください。出す際も、ヒーターの置く場所は可燃物と接触しない場所に置いてください。
- 異常な温度上昇を防ぐ「自動温度調整付」や自動的にスイッチがオフになる「空炊き防止機能付き」などの安全装置付の投げ込みヒーターを使用することで火災危険が減少します。また、ヒータースタンドを使用することにより可燃物に接触する可能性が低くなり、安全性が増します。
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