市長室日記 令和6年5月1日から5月31日

1日

１月１日に発生した令和6年能登半島地震の被災地を視察しました。輪島市の坂口市長とも話をさせていただく機会をいただき、「桑名市でも、『ライフラインの耐震対策、通信手段の確保、トイレ対策』を進めておくべき」と助言を受けました。改めて災害の恐ろしさや自然の持つパワー、そしてそれに対する備えの重要性を感じました。

（被災地の様子）

3日

鎮國守國神社で開催された「金魚まつり」に出席しました。各地区の趣向を凝らした金魚のおみこしが、子どもたちに担がれ神社に練り込まれました。子どもたちの楽しそうな笑顔と活気は皆を元気にしてくれます。今後もこうした地域の皆さんによって受け継がれる伝統と文化をより一層応援していきたいと思います。

（祭の様子）

5日

多度祭が開催され、伝統的な行事である上げ馬神事が行われました。今年の上げ馬神事は、多度大社、地区の皆さん、その他関係者の方々で検討していただき、新たな方法での実施となりました。今回予定通り神事が行われたことに安堵するとともに、柔軟にご対応いただいた関係各位に心より敬意を表します。

（祭の様子）

7日

ASIA to JAPAN様、wagaya Japan様、桑名市３者で「外国人も働きやすく、住みやすいまちづくりの実現」に向けた包括連携協定を締結しました。桑名市でも生産年齢人口が減少する中、地域経済、地域社会を維持・発展させていくためには、外国人の立場やニーズにあった事業の実施や、外国人の活躍を後押しする施策や環境整備が急務です。３者が人的・知的資源を活用しながら相互に連携を行い、外国人の方に対する各種取り組みを推進してまいります。

（締結式の様子）

8日

竹資源の活用に取り組む「桑名竹取物語事業化協議会」の方々と同事業について連携して取り組んでくれている高校生の皆さんに加え、なんとモデルで俳優の水原希子さんが訪問してくれました。今回、水原さんは自身が立ち上げた新ブランド「ｋｉｉｋｓ」（キークス）の化粧水の原材料として竹から取れる竹水に着目され、同事業とのコラボが生まれました。訪問後は市内の竹林に向かい竹水の採取作業も行い、私も参加いたしました。

（訪問者の方々と）

9日

三重精機株式会社様と企業立地に関する基本協定を締結しました。同社におかれましては、得意とする切削・研削加工技術で自動車関連部品生産を中心に発展をしてこられた本市を代表する企業です。今回生産拡大のため、新工場の建設をご決断いただき心よりお礼申し上げますとともに、今後益々のご発展を祈念いたします。

（締結式の様子）

12日

七里の渡しから住吉浦休憩所裏の河川敷沿いで行われた「Good Coffee Market」、柿安コミュニティパークで行われた「アロハラボ」を視察しました。「Good Coffee Market」ではコーヒーを中心に焼き菓子や雑貨のブース、キッチンカーが出店され、「アロハラボ」では各種ブースの出店に加えイベントも行われており、どちらも多くの人で賑わっていました。

（Good Coffee Marketの様子）

（アロハラボの様子）

19日

寺町通り商店街にて開催されました「てらまち体験学習」を視察しました。商店街にある色々なお店で、ものづくりを体験できるというイベントとなっており、たくさんの人で賑わっていました。パフェ作りや食品サンプル作り等、体験された方は夢中になって取り組んでいました。

（視察の様子）

19日

LA・PITA東員スタジアムで行われた三重ダービー、ヴィアティン三重対アトレチコ鈴鹿クラブの試合を観戦しました。この日は桑名市サンクスマッチとして開催され、多くの桑名市民をご招待いただきました。当日は親子連れの方等多くの方が観戦し、皆でヴィアティンを応援していました。

（セレモニーの様子）

20日

桑名竹取物語事業化協議会定期総会が開催されました。協議会の皆さまには設立当初より、放置竹林の整備をはじめ、たけのこやメンマの商品化及び販路の開拓、竹の集成材を活用した家具やボールペンの製作など、様々な取り組みを行っていただいております。今後さらに協議会の取り組みが事業化に向けて進められ発展していくよう、しっかりと支援に努めてまいります。

（協議会員の方々と）

21日

がん研究を支援するイベント「第３０回生命（いのち）の駅伝～ＥＫＩＤＥＮ　ｆｏｒ　ＬＩＦＥ」に参加しました。この日は桑名市役所を出発し三重県立総合医療センターまでの行程の内、私も朝日町役場までランナーの皆様と一緒に走らせていただきました。がんを知り、がんと向き合い、がんに負けないようにするため、この「生命の駅伝」が、がん研究のさらなる発展とがん治療の充実に寄与していくことを切に願います。

（出発式の様子）

22日

副業人材登用による実証実験アドバイザー就任式を行いました。行政課題の解決や重点施策の推進について、職員だけの視点ではなく専門的なスキルやノウハウを持った外部人材の方の意見も積極的に取り入れるため、今回４名のアドバイザーの方にご就任いただきました。皆さんの知識や経験を十二分に活かしていただきながら、本市の課題解決に取り組んでいただくことを期待しております。

（就任式の様子）

23日

柿安シティホールで開催された桑名市自治会連合会定期総会に出席しました。私が常に申し上げています「全員参加型市政」を実現していくためには、自治会長の皆様は最も大切なパートナーであります。地域の声をしっかりとお聞かせいただきながら市政運営について共に考え、情報を共有しながら事業推進に努めてまいります。

（総会の様子）

25日

鹿児島市で行われました薩摩義士頌徳慰霊祭に出席しました。今年は節目となる270年忌ということで鹿児島市にて参拝させていただきました。木曽三川の治水という難工事に身をささげた薩摩藩士の方たちを思うと、先人への感謝の念を今一度新たにする次第です。そのことを改めて深く胸に刻み、私達の地域の誰もが平和で心豊かに暮らせるように、私も不断の努力を重ねていく所存です。

（慰霊祭の様子）

26日

長島運動公園で開催された桑名市水防訓練に出席しました。ここ数年、気候変動や異常気象による記録的な短時間の大雨、大型台風が多発する傾向にあり、毎年のように全国各地で被害が発生しています。本市は堤防に守られた海抜ゼロメートル地帯であり、ひとたび破堤すれば大きな被害となることが考えられます。過去の災害を教訓に日頃からの災害に対する備え、対応を再確認することが重要と感じています。

（水防訓練の様子）

30日

外国人も働きやすく住みやすいまちづくりを推進する取り組みの一環として、ＵＳＪＣ（ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン）株式会社の新入社員である李 偉立（リー ウェイ リー）さん、周 敬哲（シュウ ケイテツ）さんと対談を行いました。「生活面で行政に期待すること」や「日本企業に就職を希望した理由」等について意見を交わしました。いただいたご意見を今後の施策の参考とさせていただくとともに、期待を胸に新たな環境で活躍する2人に心からエールを送ります。

（新入社員の方々と）

30日

佐川急便株式会社様との包括連携協定締結式を行いました。佐川急便様との包括連携協定は、三重県内の市町では本市が初めてということで大変嬉しく思っております。今回の協定は災害時の支援の他、見守りやスポーツイベントにおける荷物問題の解消などにもお力添えいただける内容で、佐川急便様のこれまで培ってこられたノウハウでサポートしていただくことで市民サービスの向上に繋がることを期待しています。

（締結式の様子）