更新日: 2024年5月15日
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アルコールと健康
アルコールの飲みすぎは、生活習慣病、肝疾患、がん等の疾病やアルコール依存症を発症しやすくします。適切なお酒のたしなみ方を一緒に考えてみませんか。
アルコールの適正量について
厚生労働省は「健康日本21(第三次)」の中で、生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの純アルコール摂取量)を、男性では40g以上、女性では20g以上としています。ただし、この量まで飲酒してよいと言うわけではなく、飲酒量(純アルコール量)が少ないほど、飲酒によるリスクが少なくなるという報告もあります。また、飲酒の影響を受けやすい体質の方などはより少ない飲酒量(純アルコール量)とすることが望まれます。自分の適正量について把握してみましょう。
(お酒に含まれる純アルコール量の算出式)
摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)
例:ビール500ml(5%)の場合の純アルコール量 500(ml)×0.05×0.8=20(g)
純アルコール量20gの目安(厚生労働省ホームページより)

上記のアルコール度数(%)は、一般的な目安です。よく飲むアルコール飲料の商品名とアルコール度数(%)、量を確認したうえで計算してください。純アルコール量がグラム表記されている商品もありますので、購入時に確認してください。
お酒のたしなみ方
血中アルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする方法があります。
- 空腹で飲まない。
- バランスの良い食事と一緒に摂取する。
- 水やノンアルコール飲料と交互に飲む。
- ゆっくり飲む。
アルコール自己診断
アルコール自己診断をしてみませんか。AUDIT8点~14点は問題飲酒に該当しますが、依存症までは至っていないとなります。15点以上の点数の方については、アルコール依存症疑いとなっています。
相談窓口について
普段から飲酒量が多いと感じていたり、なかなか飲む量を減らせない、アルコールを飲みすぎて自分らしくなくなってしまうとお困りの方などは、下記相談窓口に一度ご相談ください。
【健康について】保健医療課 0594-24-1182
【アルコール依存症について】桑名保健所地域保健課 0594-24-3620
三重県こころの健康センターでの相談のご案内(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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