更新日: 2022年2月1日
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災害図上訓練(DIG)について
DIGってなあに?
DIG(ディグ)とは、地図を使って防災対策を検討する参加型のイメージトレーニングです。参加者が大きな1枚の地図を囲み、危険箇所・避難経路・避難場所などをそれぞれが書き加えながら、議論を進めていきます。
そうする事で参加者自身やその家族が住む地域に起こるかもしれない災害を、より具体的に捉える事ができると思います。
DIGに決まったルールはありません。参加者の立場や関心・不安などによって様々な形に変化します。ぜひ一度体験し、あなた達だけのオリジナル防災マップを作ってみてください。
DIGの準備
DIGを始めるにあたって、準備すべきことがいくつかあります。
オリエンテーション
訓練を行うにあたって、参加者へルールの説明を行います。参加者はどんな訓練なのか分からないかもしれませんので、分かりやすく説明します。
DIGをやってみよう(初級編)
初級では、地域の安全診断と財産目録づくりをテーマにやってみます。危険な箇所がどこに潜んでいるか、土地柄の特徴などを全員で見付けだして、防災の視点から地域の弱点を知りましょう。
- 基本地図をつくる(1) 「自然条件」の確認(PDF:25KB)
- 基本地図をつくる(2) 「地域の構造」の確認(PDF:45KB)
- 地域の「人的・物的防災資源」を書き込む(PDF:39KB)
- 訓練のまとめ(PDF:33KB)
DIGをやってみよう(中級編)
初級では、自然条件や地域の構造を確認し、施設や人材を地図に書き込みました。中級では、初級で作成した地図を基に、東海・東南海・南海地震や洪水・高潮等各種の災害情報を書き加え、地域にどれほどの被害が生じるかを具体的に検討します。
DIGをやってみよう(応用編)
初級・中級にて作成した地図を使い、実際に災害が発生した時の状況をより具体的にイメージし、課題を検討します。2つの例とその他のテーマを紹介します。
DIGを発展
テーマを変えて定期的に行ったり、他の活動と組み合わせるなどして、防災に関する地域造りに役立ててください。またDIGは防災に限ったものではなく様々な分野で活用できる手法です。現状を把握し、問題を発見し解決する。何かに行き詰った時にはDIGの手法を応用してください。
室内で地図と向き合っているだけでなく、地図を使ってイメージした事を外へ出て確認してみましょう。地図はあくまでも平面なので、実際の建物を見たり、避難場所を見たりすると、また違った発見ができます。意外なところが坂だったりとか、思ってた以上に道幅が狭かったり、逆に広かったり。そうしてまた地図を見ると、違った見え方をすると思います。最近は散歩をされる方が増えていますので、散歩中にでも周りをみてみてください。
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