更新日: 2025年8月25日
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歯周病の予防
歯周病とは
歯周病とは、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が細菌感染によって徐々に壊されていく病気で、「歯肉炎(しにくえん)」と「歯周炎(ししゅうえん)」の2つから成り立っています。主に歯と歯ぐきの間にプラーク(歯垢)が溜まり、そこに含まれる細菌が増えることで炎症を起こします。炎症が歯ぐきだけに留まる初期段階を「歯肉炎」、それ以上に進行して歯を支える骨まで影響が及ぶと「歯周炎」と呼ばれます。
歯周病は日本人の中高年層で非常に有病率が高く、歯を失う最大の原因の一つです。

| 歯肉炎の特徴 | 歯周炎の特徴 | |
|---|---|---|
| 炎症の範囲 | 歯肉のみ | 歯肉+歯根膜・骨など他の歯周組織まで |
| 主な症状 | 腫れ・出血 | 腫れ・出血・歯の動揺・膿・口臭・痛み |
| 骨への影響 | なし | あり(骨が溶ける) |
| 治癒 | 適切なセルフケアで治りやすい | 進行に応じて専門的治療が必要、重度は戻せないこともある |
歯周病にみられるサイン
- 歯ぐきの腫れや赤み
- 歯みがきや食事の際の出血
- 口臭
- 歯がぐらつく
- 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
歯周病の予防方法
歯周病予防は、毎日の自分で行うケア(ホームケア=セルフケア)と歯科医院での専門的なケア(プロフェッショナルケア)の両方が重要です。
これらを組み合わせることでより効果的に歯周病を予防し、健康な歯と歯ぐきを保てます。
定期的な歯科検診の際にセルフケアのみでは取り切れない汚れを除去してもらい、適切なケアの方法を教えてもらいましょう。
プロフェッショナルケア
定期的な歯科検診(半年〜1年に1回以上)で、自分で気づかない歯周病の兆候を早期発見してもらうことができます。
- 歯石・プラークの除去(スケーリング・PMTC)
専用の器具でセルフケアでは取れない歯垢や歯石を安全に取り除き、歯周病の原因を減らします。
- ブラッシング指導
歯並びや口の中の状態に合わせた正しいブラッシング方法や適切な歯ブラシの選び方を指導してもらいましょう。

ホームケア(セルフケア)
- 毎日の正しい歯みがき
歯科医院で指導してもらい、自分のお口に合ったケアの方法を実践しましょう。
- デンタルフロスや歯間ブラシの使用
歯ブラシだけでは落としきれない歯間の汚れをしっかり除去します。
- 規則正しい生活習慣
タバコは歯周病のリスクになるため禁煙し、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠で免疫力を保つことが大切です。

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