更新日: 2022年2月1日

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蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)と桑名城

蟠龍櫓

1591(天正19)年、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の家臣(かしん)である一柳右近が桑名に入り、その4年後に伊勢神戸城(かんべじょう)の天守閣を移築して、揖斐川沿いに桑名城を築きました。

これが現在の桑名城の原型になり、1601(慶長6)年、本多忠勝は桑名藩に入封直後、揖斐川沿いに城郭の建造を開始し、船着場の整備、4重6階の天守をはじめ51基の櫓(やぐら)、46基の多聞(たもん)を立ち並ばせました。

蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)の建設時期は定かではありませんが、元禄期の大火後、再建された櫓(やぐら)の中に、蟠龍櫓が含まれていたと考えられています。

「蟠龍(ばんりゅう)」とは、天に昇る前のうずくまった状態の龍のことです。この「蟠龍」をかたどった瓦(かわら)が置かれたことから蟠龍櫓と呼ばれ、七里の渡しに入ってくる船の監視(かんし)などの役割を果たしていました。

現在の建物は、2003(平成15)年に水門の管理棟として建てられ、当時の外観を再現しています。2階は展示室として、公開されています。

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