更新日: 2022年2月1日

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はまぐり

人がはまぐりを食してきた歴史は長く、痕跡(こんせき)から紀元前4000年の縄文時代前期とわかっています。

桑名市では中縄(なかなわ)遺跡が古墳時代の貝塚として、東海地方最大級の規模です。およそ6世紀~7世紀の約100年間に堆積していたのは大量のかきで、貢納を目的としたものと考えられます。

鎌倉時代の貝層になると、はまぐり・しじみが大量に含まれていることがわかっています。

桑名のはまぐりは殻(から)が大きく、形・色も美しいため「貝合わせ」「膏薬(こうやく)の容器」などに利用され、桑名産が最も適していると賞賛(しょうさん)されたそうです。江戸時代になると歴代将軍に献上(けんじょう)され、他にもいくつかのはまぐりにまつわる話があります。

はまぐり

桑名地区のはまぐり漁獲量は、1975年から急激に減少、その後は停滞しています。近年、少しもち直しますが、1960年代の漁獲高には到底(とうてい)及ばず、2013(平成25)年の漁獲高は175トンになります。

主な原因は、干拓(かんたく)や地盤沈下(じばんちんか)による干潟漁場(ひがたぎょじょう)の消失によるものと考えられ、はまぐり再生事業として、稚貝(ちがい)を人工干潟(じんこうひがた)で育てることや厳しい漁獲規制、保護区の設定などが進められ、現在は、増加傾向にあります。

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