更新日: 2022年2月1日

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桑名の千羽鶴

桑名の千羽鶴

桑名には、特別な連鶴(れんづる)が伝承されており、「桑名の千羽鶴」と名付けられ、桑名市の無形文化財に指定されています。

義道(ぎどう)は、これらの連鶴の折形(おりかた)を完成させるのに18年の歳月を費(つい)やしており、そこには従来(じゅうらい)には無い変化に富んだ鶴を作りだそうとする義道の意志が感じられます。

連鶴の折り方は1797(寛政9)年に刊行された『千羽鶴折形』という書物に記されています。この本では、49種類の折り方が紹介されています。長円寺(ちょうえんじ)(桑名市)の住職 魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)によって考案された非常に貴重な資料で、折紙の書物として刊行されたのは世界最古と考えられています。

連鶴は2羽から最高97羽の鶴を、1枚の紙に切り込みをいれるだけで幾重(いくえ)にもつないでいく方法で折ることできます。

2014(平成26)年秋『素雲鶴(そうんかく)』という資料が、同じく長円寺より発見されました。この『素雲鶴』は『秘伝千羽鶴折形』の原典とされ、1793(寛政5)年記述の連鶴の展開図(てんかいず)が1枚の美濃紙に書き込まれていました。

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